片山右京の1997年のチームメイト、タルソ・マルケス46歳がNASCAR挑戦!
ミナルディからF1に参戦した経験を持つタルソ・マルケスが、今シーズンNASCARのカップシリーズにデビューすることになった。合計8レースに参戦する予定であるという。
写真:: LAT Images
1997年に片山右京のチームメイトとしてミナルディM197を走らせた元F1ドライバーのタルソ・マルケスが、今季NASCARのカップシリーズに参戦することになった。7月3日のロード・アメリカでデビューし、今年は合計8戦を走る予定だという。
マルケスが加入するのは、シカゴを拠点とするチーム・スタンジ・レーシング。基本的にはNASCARの第4層目に位置するARCAシリーズに参戦しているが、2019年にはアロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツと組み、インディカーのインディ500にエントリーした経験もある。
今季マルケスは、ブロックチェーン企業であるDignityGoldとDIGauトークンによって資金調達されたマシンで、インディアナポリスのロードコース、ワトキンス・グレン、デイトナなど、合計8レースにエントリーする予定だ。
マルケスは1995年に国際F3000でランキング5位になると、1996年のブラジルGPでジャンカルロ・フィジケラの代役としてミナルディからF1デビュー。2レースを走った。1997年にはレギュラーシートは手にできなかったものの、ヤルノ・トゥルーリがプロストに移籍したことで空いたミナルディのシートを手にし、片山右京のチームメイトを務めた。
その後しばらくF1に乗る機会はなく、ペンスキーやデイル・コインからCARTに参戦。しかし2001年に三度目となるミナルディ入りのチャンスを掴み、14レースに出場することとなった。チームメイトは、ルーキーのフェルナンド・アロンソだった。予選ではアロンソが圧倒したものの、決勝ではマルケスが2度9位に入ったことで、ドライバーズランキングではマルケスの方が上位に位置することとなった。
なおマルケスは2020年に新型コロナウイルスに感染し、一時集中治療室で治療を受けるほど重篤な状況に陥った。しかしその後回復し、現在に至っている。
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