2021年のマン島TT、新型コロナ影響で中止。2年連続中止は第二次大戦以来初

2021年のマン島TTレースが新型コロナウイルスの影響により、中止されることが発表された。マン島TT中止は2020年から2年連続だ。

2021年のマン島TT、新型コロナ影響で中止。2年連続中止は第二次大戦以来初

 毎年6月に開催され、公道レースとして長い伝統を持つマン島TTレース。2020年は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で開催を中止していたが、2021年大会もウイルスの影響を鑑みて中止されることが発表された。 

 マン島政府のローレンス・スケリー企業担当大臣は2021年のマン島TT中止に関し、「ここは我慢してほしい。これまで以上に大きく、より良くなってTTは戻ってくるだろう」と語っている。

 またスケリー企業担当大臣は2021年に関して延期も考慮していたというが、インフラ面を拡大することや開催期間中の観客の受け入れ等を考慮すると不可能だったと説明している。

「我々はTTの開催延期を含め、あらゆる選択肢を評価した」と、スケリー企業担当大臣は話す。

「だがそれも複雑かつリスクのある選択だ。ただ観光客の受け入れや、数千人の人々の移動を考えると、それも大混乱を引き起こすことになってしまう」

 スケリー企業担当大臣はマン島TTには数千人のボランティアが必要とされることも指摘。これらのリスクを冒して開催することはできないと語った。

 現在は製薬企業によって新型コロナに対するワクチン開発が進められ、各国でその申請・承認に関する作業も進行中だ。しかしそれらが承認され、実用化された場合についての考えは示されていない。

 マン島TTレースはこれで2年連続で開催中止となったが、これは第2次世界大戦以来はじめてのことだ。なおクラシックTTおよびマンクスGPに関しては現状では8月末から開催される予定で変更されていない。

 

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シリーズ Road racing
執筆者 Lewis Duncan