ヴィップス、来日叶わず……TEAM MUGENは笹原右京を開幕戦に代役起用
新型コロナウイルスによる入国規制の関係でユーリ・ヴィップスのスーパーフォーミュラ開幕戦は叶わないこととなり、笹原右京が代役で参戦することとなった。
TEAM MUGENは8月30日の全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦にユーリ・ヴィップスに代わって笹原右京を起用することを発表した。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の水際対策として外国人の日本への入国を厳しく制限している。スーパーフォーミュラにおいてはタチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)が再入国を果たしたが、ヴィップスに関しては個人マネージャーであるマルコ・アスマーとともに母国エストニア政府にも打診を働きかけるなど、日本への入国の可能性を探ってきた。しかし、来日することは叶わずタイムリミットであった大会14日前を過ぎてしまった。
そして19日、TEAM MUGENはドライバーを務めるユーリ・ヴィップスの来日が叶わなかったため、開幕戦もてぎでは代役として笹原右京を起用すると発表した。
チームは発表の中で、シーズン初戦での15号車のデータ収集、そしてドライバーとしての可能性を広げて行くための場として、開幕戦のみのスポット参戦となると説明している。
笹原は2016年にSRS(鈴鹿サーキットレーシングスクール)のスカラシップを獲得し、昨年もポルシェカレラカップ・ジャパンとF3アジア選手権に参戦し、両カテゴリーでチャンピオンに輝いた。
そして今季の笹原はスーパーGTのGT500クラスへTEAM RedBull MUGENから参戦。武藤英紀とパートナーを組み、第1戦を12位、第2戦を10位で終えている。
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