LM corsa、吉本大樹＆河野駿佑の4年目コンビでスーパーGT参戦へ。昨年未勝利のリベンジ誓う

　インテックス大阪で開催されている大阪オートメッセの初日となる2月10日、大阪トヨペットが2023年シーズンの体制発表を実施。スーパーGTではLM corsaとして、GT300クラスで昨年同様の体制を敷くことを明らかにした。

　LM corsaは2021年よりトヨタ・GRスープラ GTを投入。2020年から続く吉本大樹と河野駿佑のコンビは、スープラ初年度に富士で2勝を挙げてランキング3位を獲得する活躍を見せたが、2022年は最高位4位に終わり、ランキング23位と苦しいシーズンを送った。

　そんな悔しさを払拭するべく、彼らは今季も前年同様の体制でスーパーGTに臨む。監督は飯田章で、ドライバーは吉本と河野、車両はGRスープラ、そしてタイヤはダンロップだ。

　発表に際し、チーム創設時からのメンバーである吉本は「去年は勝てませんでしたので今年はぜひとも良い結果を残したいです。去年はフロントマスクが変わりましたが、今年はその状態からさらに変わる予定です。去年は悔しい思いをしたので、今年は頑張りたいです」とコメント。

大阪トヨペット体制発表

Photo by: Motorsport.com / Japan

　またチーム4年目の河野も「今年も全く同じ体制で戦えるということは、昨年のデータも活用できますし、非常に強いパッケージだと思います。去年は苦しいシーズンでしたが、新たな武器も活かしてしっかりと戦って行きたいです」と意気込んだ。

　なお大阪トヨペットはスーパーGTの他、様々なカテゴリーに参戦予定。GTワールドチャレンジ・アジアでは脇阪薫一、ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンでは小河諒、GR86/BRZカップでは菅波冬悟、小河、服部尚貴、伊東黎明、山﨑武司を起用する。またFIA F4における育成プログラム『FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE』も継続され、野澤勇翔が2023年のチャレンジドライバーとなった。