千代勝正「鈴木豊さんに良い報告ができる」高星明誠「ここまで速さは常にある」【スーパーGT第3戦鈴鹿:GT500優勝記者会見】

鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーGT第3戦の決勝レース。優勝記者会見で語られたGT500のドライバーコメントを紹介。

千代勝正「鈴木豊さんに良い報告ができる」高星明誠「ここまで速さは常にある」【スーパーGT第3戦鈴鹿:GT500優勝記者会見】
Listen to this article

 スーパーGT第3戦鈴鹿の決勝では、3号車CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が優勝を飾った。記者会見に登場した彼らは次のように語った。


#3 CRAFTSPORTS MOTUL Z

■千代勝正

「前回のレースでは、ある意味3号車が“全部なくなってしまった”ような状態で、そんな中でチームがクルマを組み出してくれたので、思い入れのあるレースとなりました。ドライバーがいてもクルマがなければ走れませんし、チームの勝利だと思います。チームに対して結果で返せたことはドライバーとして本当に嬉しいです。Zも速いですね。これまで勝てなかったことが嘘みたいに勝てたので、チームと車両開発をしてくださった方とタイヤメーカーに感謝したいです」

「(ーーこれまでの苦労)GT500では本山哲選手と3シーズン、平手晃平選手と2シーズン戦わせてもらいましたが、自分が不甲斐ないレースもあったし、人と物と戦略とがうまく噛み合わないと勝てないなと思い、苦しい時期もありました。今年の体制やZの開発に関しては、昨年亡くなられた鈴木豊さんが尽力してくれました。僕はドライバーとして豊さんに認められるよう、これまで頑張ってきましたし、今回も豊さんが見ていてくれたのではないかと思います。直接報告できれば良かったですが、豊さんに良い報告ができると思います」

「(ーータイトル争いに向けての意気込み)今年は新型Zになり、日産陣営としてはタイトルを獲りにいきたい年だと思います。3号車としては体制が変わり、チームメイトも新しくなりましたが、すごく良い雰囲気で出来ていると思います。この優勝を弾みにチームの雰囲気をさらに良くしていきたいです。ライバルも手強いので楽観はできませんが、今回のような仕事が毎回できれば最終戦でタイトル争いに加われると思うので、1戦1戦大事に戦っていきたいです」

「(ーー終盤のセーフティカー出動について)僕が乗っていた第1スティントでもセーフティカーが入りましたが、僕たちのタイヤはウォームアップが強く、リスタートには自信がありました。だからその点では、高星選手もしっかりギャップを作ってくれると思っていたので安心して見ていました」

「(ーー今後のレースに向けて意気込み)長いブレイクの前に勝ててホッとしています。次の第4戦富士は450kmレースですが、前回の450kmレースも良い走りができていました。2ヵ月あればもっと良いパフォーマンスが出せると思いますし、ドライバーとしてもしっかり準備をしたいです」

■高星明誠

「今回勝ったことで、皆さんも記事書きやすいと思うので、面白おかしく書いてくれればと思います(笑)。前回のことからは気持ちを切り替えて鈴鹿に臨めましたが、今週はいかんせん僕の走行時間が短く、そこが不安材料でもありましたが、ほぼ完璧と言える内容のレースができて嬉しく思います」

「(ーーこれまでの苦労)過去4年間、GT500をKONDO RACING、ヨコハマと共に戦ってきて、苦しいレースもありました。その中で学べることは多く、タイヤ開発でどういうプロセスを踏めば良いかなど、勉強させてもらいました。その中で結果を残せなかった不甲斐なさを感じていますが、違うチームとはいえ、その経験を活かして勝てたことは嬉しく思います」

「(ーータイトル争いに向けての意気込み)あんまり意識させないでください(笑)。正直あまり意識していません。ただ、テストやレースを通して速さは常にあると思っています。その速さを常に維持して、今までのようなスタンスでやれば確実にポイントを取っていけると思うので、この結果に浮かれずにポイントを重ねていきたいです」

「(ーー終盤のセーフティカー出動について)正直、普通に最悪だなと思いました(笑)。ギャップが20秒あったので、トラブルがない限りこのレースはもらったと思っていたので、最悪だと思いましたが、ウォームアップが良いのは分かっていたので、それをうまく生かせば突き離せるという自信がありました」

「(ーー今後のレースに向けて意気込み)次のレースまで2ヵ月あるので、ここまで急ピッチでクルマを仕上げてくれたメカニックにゆっくり休んでもらいたいです。次の富士戦でもポテンシャルを示せると思いますし、応援してくださる皆さんに良いレースが見せられると思います」

 
Read Also:

シェア
コメント

7号車BMW Studieがポールトゥウィン。タイヤ無交換組を抑え切る|スーパーGT第3戦鈴鹿:GT300決勝

連日のトラブルに泣いた38号車CERUMO。次戦はペナルティ濃厚も“オートポリスの再現”目指し前を向く

最新ニュース

フォードの”旧相棒”コスワース、F1復帰は眼中にナシ。定期的に”相談”はあるけれど……「説得力のある提案はない」

フォードの”旧相棒”コスワース、F1復帰は眼中にナシ。定期的に”相談”はあるけれど……「説得力のある提案はない」

F1 F1

フォードの”旧相棒”コスワース、F1復帰は眼中にナシ。定期的に”相談”はあるけれど……「説得力のある提案はない」 フォードの”旧相棒”コスワース、F1復帰は眼中にナシ。定期的に”相談”はあるけれど……「説得力のある提案はない」

F1での政治的発言締め付けに「ドライバーはみんな懸念している」とウイリアムズのアルボン。FIAとのオープンな対話求める

F1での政治的発言締め付けに「ドライバーはみんな懸念している」とウイリアムズのアルボン。FIAとのオープンな対話求める

F1 F1

F1での政治的発言締め付けに「ドライバーはみんな懸念している」とウイリアムズのアルボン。FIAとのオープンな対話求める F1での政治的発言締め付けに「ドライバーはみんな懸念している」とウイリアムズのアルボン。FIAとのオープンな対話求める

RNF、上り調子アプリリアへ転向で2023年に期待『大』……でもオリベイラは慎重派「今は落ち着かないと」

RNF、上り調子アプリリアへ転向で2023年に期待『大』……でもオリベイラは慎重派「今は落ち着かないと」

MGP MotoGP

RNF、上り調子アプリリアへ転向で2023年に期待『大』……でもオリベイラは慎重派「今は落ち着かないと」 RNF、上り調子アプリリアへ転向で2023年に期待『大』……でもオリベイラは慎重派「今は落ち着かないと」

2023年のF1”新車”発表の第1号! アルファロメオC43を先代と比較、オフシーズンの進化やいかに?

2023年のF1”新車”発表の第1号! アルファロメオC43を先代と比較、オフシーズンの進化やいかに?

F1 F1

2023年のF1”新車”発表の第1号! アルファロメオC43を先代と比較、オフシーズンの進化やいかに? 2023年のF1”新車”発表の第1号! アルファロメオC43を先代と比較、オフシーズンの進化やいかに?