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F1レースディレクター、今季は1周目のアクシデントのペナルティ判断基準を厳格化

F1レースディレクターであるマイケル・マシは、F1ドライバーたちに対し、今季は1周目のインシデントに対して厳しい裁定を下すと伝えたようだ。

Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11, Sergio Perez, Racing Point RP20, Charles Leclerc, Ferrari SF1000, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16, and the rest of the field at the start

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 motorsport.comの調べによると、F1のレースディレクターを務めるマイケル・マシは、今季はレース1周目のインシデントに対し、これまでより厳しい裁定を下すことをF1ドライバーたちに伝えたようだ。

 また、レースのどの段階であってもブレーキングエリアでラインを変えることは許されず、後続のマシンに対して遅れて反応することも許容されなくなるという。

 近年、FIAはドライバーたちに「レースをさせよう」という理念の下、1周目の接触を許容しレーシングインシデントとして判断する傾向にあった。

 しかし議論の結果、オープニングラップでの接触に対して、ペナルティが科せられる可能性が高まっているようだ。これには、昨年のバーレーンGPで起きたロマン・グロージャンの大クラッシュも背景にあるだろう。

「ドライバーやチームのスポーティングディレクター、チーム代表との継続的な話し合いやフィードバックに基づき、レースをさせるという原則の下、オープニングラップのインシデントに関しては少し緩和する必要があると感じていた」

 マシはそうmotorsport.comに語った。

「他の周回のインシデントとは異なるアプローチをすることになる。我々は他のケースよりも自由主義的なアプローチをする」

「ただし昨年ほどではない。これは文字通り、昨年のドライバーやチームからのフィードバックによるもので、彼らは一段階前に戻す必要があると感じていた。少しダイヤルを戻してほしいということだった」

 マシはバーレーンGPの金曜日の夜に行なわれたドライバーズブリーフィングで、動画でいくつかの事例を挙げて、この問題について説明。これには昨年のロシアGPでシャルル・ルクレール(フェラーリ)とランス・ストロール(当時レーシングポイント)が接触し、ストロールがリタイアしたケースも含まれていた。

「ケースバイケースだ」とマシは話した。

「ペナルティを受ける可能性が高いと思われる、昨年の事例がいくつか紹介された」

「私はロシアGPのものを挙げた。あれはペナルティの対象になる可能性が高い、非常に良い例だった。金曜日のミーティングの前にも、ミーティングの後にも、何人かのドライバーとそのことについて話をしたが、何の問題もなかった。彼らは皆、このことをよく理解していると思う」

 つまり、これまでより厳格にペナルティを科すのは、集団が接近しているスタート直後のターン1などではなく、ある程度隊列がバラけた後のケースになるようだ。

「ロシアでのアクシデントは、我々が容認できないと言えるモノだ」とマシは付け加えた。

「ランスはターンインしていた。シャルルは加害者とでも言おうか、典型的な例だった」

「集団で走っていると、どこに何があるのかを判断するのは難しい。しかし、2台の車が単独で走っていて、誰かが全面的にあるいは圧倒的に悪い場合には、これまでのように寛大にではなく、もう少し詳しく判断されるということだ」

「誤解はしないでほしい。どのようなケースにも常にグレーな要素があり、同じインシデントはふたつとないから、白黒をつけることはできない」

 また、ブレーキングゾーンでの動きについても、動画を使って説明が行なわれたようだ。

「ブレーキ時の動き、つまり後続車に反応して遅れて動くことについても、昨年までにドライバーたち自身が何度も指摘してきた」

「彼らは、これは安全性の観点からますます取り締まる必要があると言った。我々はその道を歩み続けており、ドライバーたちはそれを支持している」

「シルバーストーンでのロマンとダニエル(リカルド)がそれに該当する例で、当時は懲戒処分だった。ポルトガルでのセルジオ(ペレス)とピエール(ガスリー)もそのひとつだ」

「このような、ブレーキング時の動きは絶対に取り締まらなければならないと、彼ら全員が言っている。我々はこの点についても、より厳しい見方をすると言った」

「私が彼らに言ったように、白か黒かで明確に定義できないものがある。しかし彼ら全員が、我々が言っていたことを理解している。そして我々も、自分たちがやっていることが正しいことだと分かっている」

 

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