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マクラーレンのノリス、「ここまでで最高の金曜日!」と復調を喜ぶもその要因はコース特性にあり?

マクラーレンのランド・ノリスは、F1オーストラリアGPの初日に好調さを見せていることから、チームは少しずつ前進できていると証明できていると考えている。

Lando Norris, McLaren

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されている第3戦オーストラリアGP。初日を終え、マクラーレンが復調の兆しを見せている。

 マクラーレンのランド・ノリスはフリー走行1回目で5番手、フリー走行2回目では8番手。チームメイトで母国凱旋レースとなるダニエル・リカルドはFP1で8番手、FP2で10番手だった。

 2022年マシン『MCL36』のダウンフォース不足により、昨年コンストラクターズランキング3位争いを繰り広げたマクラーレンは開幕戦バーレーンGPでは後方に沈んだ。しかし第2戦サウジアラビアGPの決勝では改善の兆しを見せ、3戦目にして初日から速さを見せられたことで、状況は好転したとノリスは考えている。

「大丈夫そうだ。素晴らしいとまでは言えないけど、まずまずだったね」とノリスは語った。

「ここまでで最高の金曜日になったんじゃないかな。いい感触だし、土曜日もこの調子が続いてほしい」

「僕らはいくつか変更を加えていて、過去2戦から学んだことを実行に移せたと思うし、それなりに上手くいっている」

「小さなステップではあるけど、良いスタートになった。このまま土曜日も続けて、さらなる改善ができたらいいね」

 しかしノリスは、オーストラリアGPでのマクラーレンの好調さは、改修によって高速化されたコース特性によるものだと信じて疑わない。アルバート・パーク・サーキットは、MCL36が苦手とする低速コーナーがバーレーン・インターナショナル・サーキットよりも少ないからだ。

「単なるコースの問題だけど、もちろん少しずつ改善できているはず……0.1秒くらいはね」

「0.5秒とか1秒も速くなれるというワケではない。でも、僕らはマシンからすべてを引き出せているし、良い仕事をできていると思う」

「でもみんなが見ていることの多くは、コースでの出来事だ。それは良いことでもある。バーレーンがとても悪かっただけで、少しは理解が進んできたと思う。ここやサウジアラビアみたいなコースがもっとあると良いね」

「僕らは正しい方向に進めているけど、まだまだ先は長いよ」

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、サウジアラビア以降のチームの復調はコースレイアウトによるものだけではなく、マシンに対する理解が深まったことも関係していると言う。

Daniel Ricciardo, McLaren MCL36

Daniel Ricciardo, McLaren MCL36

Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images

「私の見解では、おそらく50:50だと思う」とザイドル代表は言う。

「バーレーンテストとバーレーンGPでの出来事を振り返ると、我々は多くの課題を抱えていた」

「バーレーンGPに関しては、我々は確実に後手に回っていたし、テストと開幕戦ではまだやりたいことがたくさん残っていた。しかし2戦目ではそこで学び得たことを全て適用できた」

「そのおかげで、サウジアラビアGPではよりスムーズにパッケージからパフォーマンスを引き出すことができた。ただ、コースレイアウトが我々のマシンに合っていたから、競争力を発揮できたとも思う」

 そして、さらなるペース改善のための作業がファクトリーでは進行中だとザイドルは言う。

「どうすればもっとマシンのパフォーマンスを引き出せるのか、ファクトリーで原点に立ち返った」と彼は言う。

「最も重要なことは、我々がどうマシンからパフォーマンスを引き出せるかを理解したということだ。いつまでに、どう実行に移すかを分析した上で、我々は明確なプランを持っている。あとはこのプランに応じて実行していくだけだ」

「少し時間がかかるだろう。だから忍耐強くいる必要があるのと同時に、野心的でいなければならない。そして、できるだけ早くアップデートを投入するのだ」

「それと平行して、現在のパッケージからできるだけ多くのポイントを獲得できるよう努力する」

 
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