ペレス、レッドブルとの契約はシーズン序盤に決まっていたこと「実は夏休みのかなり前から既に知っていた」
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、F1がサマーブレイクに入る前から2022年の契約延長が決まることを知っていたという。
写真:: FIA Pool
後半戦のスタートとなるF1第12 ベルギーGPに先立ち、レッドブルは現在所属するセルジオ・ペレスとの契約を1年延長した。しかし当のペレスは、F1がサマーブレイクに入る前から、来季も同じチームで走ることを知っていたようだ。
来季もペレスがレッドブルに乗るだろうと公式発表前から噂されてきたため、契約延長に大きな驚きはなかったかもしれない。 しかし2019年シーズン以降、ピエール・ガスリー(現アルファタウリ)、アレクサンダー・アルボン(リザーブドライバー)と短期間でドライバーを入れ替えてきたレッドブルとしては、同じラインナップで2年目を迎えることには大きな意味がある。
2021年シーズンからチームに加入したペレスは、ここまで優勝1回、3位1回と2度の表彰台を獲得した。獲得ポイントも104と、チームが2013年以来のコンストラクターズタイトルを獲得するのに向け重要な役割を果たしている。
来季の契約についてレッドブル側から知らされたタイミングをmotorsport.comに尋ねられたペレスは、サマーブレイクのかなり前からチームへの残留が決まっていたと答えた。
「自分が何をするのかを理解した上でサマーブレイクに入った」とペレスは言う。
「とはいえみんな休暇に入ってしまったので、 準備に時間がかかってしまった。みんなが戻ってきた金曜日に(契約書)にサインをしたけど、ずっと前から約束していたことなんだ」
「何レースか前に、ヘルムート (マルコ/モータースポーツ・アドバイザー)とクリスチャン(ホーナー/チーム代表)が僕の走りにとても満足していて、他のシートを探す必要はないと言ってきたんだ」
「彼らは僕との契約を延長したいと思っていたし、その逆も同じで、お互いに続けたいという思いがはっきりしていた」
Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B
Photo by: Steven Tee / Motorsport Images
レッドブルで2年目のシートを掴んだペレス。その安定した現状は、レーシングポイント(現アストンマーチン)にセバスチャン・ベッテルが加入することに伴いチームからの放出が決まった12ヵ月前とは大きく異なる。
優勝こそ飾ったものの前半戦は今季の「RB16B」への適応に手を焼いたペレスだが、2022年から導入される新レギュレーション下のF1は大きなチャンスだと感じている。
「とてつもないチャンスだ。来年は誰もがゼロからスタートするんだ」とペレスは言う。
「今もマシンから最大限の力を引き出すことに苦戦しているのは間違いない。だからこそ、今は来季マシンの開発に使えるモノを集めながら、広い視点から考えることができている」
「絶対に大きなチャンスになる」
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