WEC
ポルシェ、ル・マン24時間にLMDh4台体制で挑む?「”質より量”を選ぶことはないが……」
ポルシェは、IMSAに参戦するチームを合流させ、LMDh車両4台のファクトリー体制でル・マン24時間レースを戦う可能性について言及した。

Gary Watkins
公開日時: 2022/05/11 5:55
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2023年に、LMDh車両でWEC(世界耐久選手権)やIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する予定のポルシェ。ル・マン24時間レースにそれらのプロジェクトを集結させ、4台体制で挑む可能性もある。
ポルシェのモータースポーツ責任者であるトーマス・ローデンバッハは、ル・マンに4台で挑む可能性はあるかと訊かれ、「それは素晴らしいことだが、実現するかどうかは分からない」とmotorsport.comに答えた。
「もしそれが可能なら、検討するだろう。チャンスが増えるので個人的にはそうしたいと思う」
「しかしそれがどのように機能するかを見ないといけないだろうし、(WECを共に運営する)FIAとACO(フランス西部自動車クラブ)がそれを支持するかどうか、財政的に可能なのかどうかも検討しなければならないだろう」
ペンスキー・ポルシェ・モータースポーツ(PPM)代表のジョナサン・ディグイドは、WECとIMSA両シリーズへの参戦を指揮するために設立された新しいオペレーション体制が、”質より量”を選ぶことはないだろうと述べた。
「2023年には集中したアプローチが見られると思う。完全に準備することに集中したいし、まず2台のクルマで行きたい」
「3台や4台で(ル・マンに)飛び込んで、自分たちのアプローチを薄めることはしたくない」
「我々はあのレースにふさわしい敬意を払い、しっかりとした基盤を持って取り組む必要がある」
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Porsche LMDh
Photo by: Porsche Motorsport
ローデンバッハは、PPMがル・マンに挑むマシンの台数を最終的に決定するのは、おそらくもう少し先のことだと説明した。
ディグイドはWECで6人、IMSAで4人の”計10人のドライバーを中心に”2023年に臨むことを目指していると明かした。
IMSAのミシュラン耐久カップを構成する長距離レース4戦のうち一部または全てで、PPM WECチームのドライバーが参加する可能性もあるという。
「それはカレンダー次第だろうし、何が理にかなっているのか、幅広いプログラムの観点から見ていきたい」
「デイトナ24時間は(開幕前の)WECのドライバーにとって、より多くの経験を積むことができる素晴らしい機会になるだろう」
また、サードドライバーが必要な場合には、ペンスキーの他の組織からドライバーをIMSAのラインアップに加えることも可能だという。
1月にポルシェのLMDh車両がトラックデビューしてからこれまで、ポルシェと契約している8人のドライバーがこのマシンに乗ったことが分かっている。
昨年、LMDhの開発プログラムのためにポルシェと契約したフェリペ・ナッセやデイン・キャメロンのほか、フレデリック・マコヴィッキィ、アンドレ・ロッテラー、ケビン・エストレ、ミカエル・クリステンセン、ローランス・バンスール、マシュー・ジャミネがマシンを試したとみられている。
ポルシェでLMDhプロジェクトのディレクターを務めるウルス・クラトレは、2023年のフルラインアップの発表について「急ぐ必要はない」と説明している。
「ラインアップにはすでに多くの優秀なドライバーがいるので、ドライバーの状況についてはリラックスしている」と彼は語った。
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