ライコネン、契約延長報道を否定「チームと話し合っている。でも最終的に決めるのは僕」
キミ・ライコネンは、2021年に向けてまだアルファロメオと契約を結んでいないと主張し、チームとは話し合いをしているところだと語った。
写真:: FIA Pool
今週末行なわれるアイフェルGPでF1歴代最多の323戦出走となるキミ・ライコネン(アルファロメオ)。彼は木曜記者会見の中で、契約延長に向けてまだチームと話し合っているところだと語った。
41歳の誕生日が迫っているライコネンは以前から、2021年以降も現役を続けるかどうかは自分の決定次第だと語っていた。motorsport.comの取材によると、ライコネンは契約延長に関してチームと合意間近だと考えられていたが、彼曰く最終的な決断はまだ下されていないと言い、自らの年齢を皮肉ったジョークで報道陣に答えた。
「今のところまだ何も決まっていない」
「僕はもう歳をとりすぎているから、彼らが僕を追い出そうとしているんだ! ここまでは順調にいっているけど、それは一部の人にとっては良いことではないだろうね」
「どうなるだろうね。僕たちはチームと話し合っている。もちろん最終的には僕が決めることになるけど、どうなるかはまだ分からない」
またライコネンは、9月末の時点でオプション契約に合意していたのではないかという噂についても軽くあしらった。
「みんながそのニュースを信用するなら、それが真実なのかもね。でも僕の契約にオプションがあったことはない。だからそれはかなり真実からかけ離れたことを言っている」
「これまでたくさんのニュースを見てきたけど、今はもう見ていない。その90%が真実じゃないからだ。10%は何かしら関係があったりするけど……とにかく、僕は何もサインはしていない。数ヵ月前にも、先週も、昨日も、今日だってそうだ。そのうち分かるさ」
また、2020年シーズンのF1を楽しんでいるかと尋ねられたライコネンは、アルファロメオの競争力が思った以上に低かったことを認めた。
「まあ、レースは楽しんでいるよ」とライコネンは語った。
「でももっと良いレースができればもっと楽しめるのは確かだ。僕たちは間違いなく望んでいたレベル、目指していたレベル(のパフォーマンス)ではないけど、それはかなり早い段階で明確になっていたんだ」
「でもレースは楽しんでいるし、良いバトルもできている。楽しめていなければ今日ここにいないし、他のことをしているかもしれない」
そう語ったライコネンだが、開幕以降チームは進歩を遂げることができたという。
「僕たちは何が必要で、どうやって走らせるべきかを理解して、小さなことから正していくことができたと思う」
「バルセロナで学んだことは少なくとも予選では役に立ったと思うし、マシンのポテンシャルを最大限に活かすためには何をするのがベストなのか見つけるために、いろんなことを試してきた」
「僕たちは改善してきたと思うし、最近は新しいパーツもいくつか入ってきた。だから一歩一歩だね。目標にはまだ程遠いけど、少なくとも良い方向には向かっているし、ベストを尽くすことができれば、常に10位前後をキープすることができると思う」
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