17号車Astemo松下信治が感じた“ワンチーム”「朝起きた時『勝てる』と思った」【スーパーGT第7戦:GT500優勝記者会見】
オートポリスで行なわれたスーパーGT第7戦の決勝レース。優勝記者会見で語られたGT500の優勝ドライバーのコメントを紹介。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGT第7戦オートポリスの決勝では、17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)がGT500クラスの優勝を飾った。記者会見に登場した彼らは、次のように語った。
松下信治
「今週末は昨日の(自分の)クラッシュから始まっていますが、チームからは『このくらい絶対直してやるから、走りに集中して、気にせず待ってくれ』とメカさんに言われて、信頼関係を感じられて嬉しかったです。その結果、不安に囚われずに良い走りができてQ1を通過できたことが今週のポイントだと思っています。そして広大さんがQ2で素晴らしい走りをしてくれて、P4というこれ以上ない位置でスタートできることになりました。今日は朝起きてから、なぜかすごくリラックスしていて、勝てると思っていました。“ワンチーム”に尽きる、チームがひとつになれたレースだったと思います」
「(——タイトル争いについて)僕たちは常に勝とうと思ってやっています。今回、もうあとがない状況で優勝できたので、あとはそれをもう1回やるだけです。優勝したことはすぐに忘れて、もてぎに向けて全てをテーブルに乗せて議論したいです」
「ここまで来てチャンピオン争いをしている全員に言えると思いますが、みんなチャンピオンになるポテンシャルがあると思います。その中で僕はすごくアグレッシブなので、それをコントロールして、チームにプラスとなれるようにしたいです。勝ちに行きます」
塚越広大
「昨日のアクシデントから予選に間に合わせてくれたチーム、ホンダのサポートがあってこその優勝だと思います。ノブもそれに応えてくれて、しっかりQ2に繋げてくれました。レース向けセットアップに関しても、色々アイデアを出し合って決めて、それを信じてレースに臨みました。(決勝では)ノブが集中して走っているのを見て、クルマが良いから順調に走れているのだろう、後半しっかり走れば良い結果になるのではないかと思っていました。ピットアウトしてからも、ブリヂストンタイヤのウォームアップが良くアウトラップからプッシュできました。後ろから100号車、24号車がペース良く来ていると言われている中で、走り方を考えながら追い付かれないように走った結果、逃げ切れました。今週はジェットコースターのような週末だったのでホッとしていますし、今回勝たないと自力チャンピオンの権利を残せない状況だったので、自分たちの望むような結果を残せて良かったです」
「(——タイトル争いについて)優勝した今日くらいは良い思いをして良いんじゃないかと思います(笑)。僕たちの最終的な目標はチャンピオンなので、ここまでの過程を大事に、次に向けた準備をして勝ってチャンピオンがとれるように全力を尽くします」
「いつも通り、勝つことが大切だと思うので、そのためにどうするかを話し合って、力強いレースをしたいです。最終戦は地元栃木で行なわれるので、みんなの気持ちに応える走りがしたいです」
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