ガスリーは”風使い”? 角田裕毅、チームメイトの”強さ”を分析「僕はまだ風を活かしきれていない」
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、チームメイトであるピエール・ガスリーの強さについて分析。風の使い方がうまいと語った。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、チームメイトであるピエール・ガスリーの強さについて「風の使い方が上手い」と語る。
今季F1デビューを果たした角田は、開幕戦バーレーンGPでは印象的な活躍を披露。いきなり9位に入賞してみせた。ただその後は厳しいレースが続き、4戦連続で無得点となっている。
序盤戦を振り返り、角田は次のように語った。
「バーレーンでは、本当にうまくいったと思います。予選ではミスを犯し、Q2で脱落してしまいました。でも、F1で最初の決勝レースだったにもかかわらず、ポイントを獲得することができました。だからその後、イモラを中心に、将来に向けて大きな期待を持っていました」
角田はF1の公式ポッドキャストでそう語った。
「第2戦目のイモラでは、トップ5を目指していました。だから……確かに……高い目標を抱きすぎたのかもしれません。そして予選では、夢のようなラップ、素晴らしいラップを走ることを目指していました。特にQ1では、そんなことをする必要はなかったのですが……僕のアドレナリンとモチベーションがそうさせてしまいました。そしてクラッシュしてしまったんです」
「だから、そうですね……今年の序盤は本当に高い期待を持っていましたから、目標が高すぎたかもしれません」
なお角田はここまで2ポイントを獲得しているのに対し、ガスリーは2戦目以降4戦連続入賞を果たして16ポイントを獲得。特に予選では速さを発揮し、4戦でQ3に進出を果たしている。
そのガスリーの強みについて角田は、次のように語る。
「彼は1周のアタックが本当に強いです。彼は予選で、毎回うまくまとめます。ミスをすることがほとんどないんです」
そう角田は語った。
「僕としては、フリー走行までは問題ありません。でも予選の、風の使い方については衝撃を受けました。彼は、風にうまく対処しているように、風の使い方がたくさんあるんです」
「たとえばFP3で、あるコーナーで追い風だったとしても、予選では同じコーナーで向かい風になってしまうことがあります。向かい風ならばダウンフォースが増えるので、もっとブレーキングを遅らせることができます。でも僕はまだ、最大限に風を活かし、パフォーマンスを発揮することができていません。向かい風であっても、追い風の時と同じようなポイントでブレーキをかけているんです」
「でも彼は毎回、全てのセッションで風にうまく適応しています。そして特に予選では、全てをまとめあげるんです」
「だから僕は、彼は風の使い方が上手いと思います」
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