サインツの「特別な1日」を”家族総出”で祝福。ステージ優勝で、ダカール総合首位に
ダカールラリー2023の第1ステージに勝利し、総合首位に立ったカルロス・サインツSr.。家族の祝福を受け、最高の1日となったようだ。
写真:: A.S.O. / DPPI
ダカールラリー2023の2日目、本格的な走行開始となった1月1日は、サインツ一家にとって特別なものとなった。
アウディのカルロス・サインツSr.は12月31日に行なわれた13kmのプロローグを6番手で終えると、1月1日のステージ1で優勝。総合首位に躍り出た。
368kmのステージを終え、ビバークに帰ってきた彼を迎えたのは、チームスタッフだけではなかった。息子でフェラーリF1ドライバーのサインツJr.を始め、妻のレイエス、そしてサインツJr.のガールフレンドであるイサベル・エルナエスが現地に駆けつけ、彼を祝福したのだ。
メカニックやアウディ関係者が集う中で、最初に父親を出迎えたサインツJr.は手を強く握りながら、唇を噛むという”怒り”のジェスチャーを見せて偉大な父の成功に敬意を表した。
「家族がダカールに来るのは初めてのことだから特別な日だし、勝利で1日を終えることができたのは最高の結果だ」とサインツSr.は言う。
「彼らにも体験してもらえてとても嬉しい」
「まだ始まったばかりで、一晩で状況が変わってしまうから冷静にならなくてはいけない。厳しいラリーが続くが、今日のように問題なく、楽しく走りたい」
サインツSr.は翌日の首位防衛を意識しながらも、この特別な結果に笑顔を見せていた。
「素晴らしい歓迎をありがとう。チームにとっても素晴らしいことだが、まだ始まったばかりで何かを勝ち取った訳じゃない。とても僅差だ」
「2番手との差は僅か10秒。明日は僕らがコースを切り開く番だ。ベストを尽くすしかない」
「ステージ1の序盤はとても岩が多くて、パンクやトラブルに見舞われることを恐れていた。その後は慎重に走って、ステージの途中からは砂地と砂丘のある地形になった」
「タイムを上げるためにハードにプッシュした。ルーカス(コ・ドライバー)も良い仕事をしてくれたので、結果には満足している」
「最終セクションは攻めていた。何かが壊れていたけど、挽回しようとハードにプッシュしたんだ」
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