アロンソ、アルピーヌの躍進は「出来過ぎなくらい良い!」

アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、前戦のF1ポルトガルGPから今回のF1スペインGPにかけてのチームによる躍進は「良すぎる」と感じながらも、本物の進歩の証だと考えている。

アロンソ、アルピーヌの躍進は「出来過ぎなくらい良い!」

 イギリス・エンストンに本拠地を構えるアルピーヌは、F12021年シーズン開幕戦のバーレーンGPと続く第2戦エミリア・ロマーニャGPでは熾烈な中団争いに加われず、厳しい出だしとなった。

 しかし、前戦のポルトガルGPでは大きな躍進を見せ、エステバン・オコンが7位、フェルナンド・アロンソは8位とポイントを稼ぐことが出来た。ただ、前戦の活躍は低速というコース特性やグリップの低い路面によるものではないかという懸念があり慎重な意見も見られた。

 しかし、昨年、チームにとって最も難しいコースの一つとされたスペインGPでは、2台ともQ3に進出し、オコンは予選で5番手タイムを記録した。

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 予選10番手となったアロンソは、中団争いが依然として拮抗していることを理解しているものの、過去2回のGPでアルピーヌが見せたものは、チームの現在の状況を如実に表していると考えている。

「おそらくマクラーレンやフェラーリのほうが僕らより少し速いと思っている」と彼は語る。

「少なくともここ4レースでは、僕らよりも安定したペースで走れている」

「しかし、前戦ポルトガルGPで僕らが非常に大きな一歩を踏み出したことは事実だ。それがコース特有のものなのか、本当に進化したのかは分からなかった。だから、ここスペインGPでこれが本物であり、ポルトガルGPだけではないことを確認できたのはとても良かった」

「今のアルピーヌはマクラーレンとフェラーリの争いに混じることができていると思う。だから、現在のチーム状況は非常にポジティブな傾向で、決勝レースに向けて非常にワクワクしている」

「ただ、バーレンGPやエミリア・ロマーニャGPと、ポルトガルGPやスペインGPを比較すると、『話が上手すぎる』のではないかと思うから、僕らは慎重を期し(マシンの性能を)実際に確認する必要がある」

「とは言え、2台ともQ3に進出し、エステバンはポルトガルGPでは予選6番手、ここでは5番手だったので、良い兆しだと思う」

 オコンは、スペインGPでのアルピーヌの好成績により、「良いマシンを持っている」というチームが望んでいた結果を証明できたと感じている。

 この好成績が意味するものを、オコンはこう振り返った。

「とても勇気づけられた。ここに来て僕らが望んでいた通りの結果を得られた」

「昨年のスペインGPは明らかに厳しかった。比較的マシンが良く機能した先週のポルトガルGPからやってきたけど、(前戦は)グリップがとても低く、タイヤも他のGPとは少し異なり、特殊なコースでもあった」

「ここバルセロナでは、誰もがコースを熟知していて、どのチームも速い。だから、金曜日と土曜日を通じて走行を重ね、マシンの改善点を見つけ続けてきた」

「だからこそ、思い通りに動いていることが確認できたこと、トップ5に入るペースがあることをとても嬉しく思っている。フランス・ヴィリーとエンストンにいるスタッフ全員が素晴らしい仕事をしてくれた。(マシンの問題を)探り続け、探し続け、ポルトガルGPのようにここでも成果を上げることができた。いや、前戦以上に良かったと思う」

 

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