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アメリカ国籍なのは関係ない……ウイリアムズ代表、サージェント起用の理由を語る「彼の才能を見て、決断した」

ウイリアムズのチーム代表であるヨースト・カピトは、ローガン・サージェントを来季のドライバーとして起用することを決める際、アメリカという彼の国籍は重要な要素ではなかったと主張する。

Logan Sargeant, Williams FW43B

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 ウイリアムズのヨースト・カピト代表は、スーパーライセンスを獲得できた場合という条件付きながら、来季ローガン・サージェントをレギュラードライバーに起用するつもりだと明かした。しかしカピト代表は、アメリカ国籍だという理由でサージェントを起用するわけではないと主張する。

 今季FIA F2を戦うサージェントは、現在同シリーズでランキング3位。このまま無事にスーパーライセンスを取得することができれば、アレクサンダー・アルボンのチームメイトとして、来季ウイリアムズからF1レギュラーデビューを果たすことになる。

 サージェントがデビューすれば、2015年シーズン終盤戦にマノーからF1参戦を果たしたアレクサンダー・ロッシ以来、ずいぶんと久しぶりのアメリカ人F1ドライバーの誕生ということになる。

 現在アメリカではF1人気が過熱しており、現状のマイアミとオースティンに加え、来季からはラスベガスでもグランプリが開催される予定になっている。つまり、アメリカ国内で年間3グランプリが開催されるというわけだ。

 そんな状況の中でサージェントのようなアメリカ人ドライバーが参戦すれば、その過熱ぶりをさらに加速させることに繋がるかもしれず、そのドライバーを走らせるチームへの注目度も高まるはずだ。

 しかしカピトは、サージェントは国籍に関係なく、自身の才能でこのチャンスを掴み取ったと主張する。

「F1にとって、アメリカ人ドライバーがいるのは確かに良いことだ」

 そうカピト代表は語る。

「しかし、我々がアカデミーでローガンを選んだのは、彼がアメリカ人だからではない。彼の成功と、過去のレースによって彼を選んだ」

「若いドライバーたちを連れてきたり、アカデミーに入れたりするのは、彼らをF1マシンに乗せるのが目的だ。もしF1に乗る準備ができている若いドライバーがいて、シートが空いているのなら、そのドライバーたちを乗せる必要があるんだ。そうでなければ、何か間違ったことをしたことになる」

「そして、それが正しいことであるという結論に達した。ローガンがアメリカ人であることは素晴らしいが、それが決定の理由ではない」

 マーケティング上の利点、そして発表のタイミングについて尋ねられると、カピト代表は次のように説明する。

「私たちは愚かではない。だから、適切なタイミングで発表する必要があった」

 サージェントが来季ドライバーの有力候補になったきっかけは、シルバーストンでのF2フィーチャーレースで勝利したことだと、カピト代表は明かす。

「シルバーストン以降、我々は『オーケー。ローガンはF1にデビューする準備ができている』と言ったと思う。それはもちろん、シーズンの非常に早い段階だったので、最終決定することはできなかった。それからやるべきことがたくさんあったし、浮き沈みもあったからね」

「そのため、他のドライバーとも話をして、選択肢を整理する必要があった。それが最終決定を下すのにも役立ち、さらにローガンが何らかの理由でスーパーライセンスポイントを取得できなかった場合のリスクもカバーすることができた。もちろん、彼がスーパーライセンスポイントを獲得できると信じているけどね」

 サージェントの成長は予想以上だったかと尋ねられたカピト代表は、F1にデビューさせるのが、それを確認する最善の方法だと考えていると説明した。

「そうでもない。でも、どう成長していくかは、事前には決して分からない」

「これまでの私の経験からすれば、若いドライバーをすぐに獲得するということで知られていると思う。それが、潜在的なポテンシャルが実際にどんなモノかを知るための最良の方法だと思うからだ」

「今シーズンのローガンのように、誰かが準備できていると分かったら、その決定を下すことができる」

「F2でもう1年走る必要があると判断したならば、我々はそうしただろう」

「しかしF2ルーキーにもかかわらず、レースに勝利し、予選でもパフォーマンスを示している。ステップアップするのは正しいことだ」

 
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