F1予選レース後の表彰式なし? ドメニカリCEO「特別な瞬間は日曜日の午後だけ」

F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、今季複数回実施することが検討されている土曜日の予選レースの後、表彰式は行なわない可能性が高いと語った。

F1予選レース後の表彰式なし? ドメニカリCEO「特別な瞬間は日曜日の午後だけ」

 F1は今シーズン、各グランプリの魅力を高める策の一環として、土曜日に予選レースを試行することを検討している。各チームはこの案について基本的に賛成の意向を示しており、カナダ、イタリア、ブラジルの各グランプリで試験的に実施することが話し合われている。

 ただこの予選レースの後には表彰式が行なわれない予定であることを、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリが語った。

 この予選レースの実施で懸念されていることは、日曜日の本来の決勝レースの魅力が薄れてしまうのではないかということだ。ドメニカリCEOはこれを考慮し、メインレースに影を落とすことがないようにしたいと語った。

「現在、スプリントレースの立場を明確にしようとしており、バーレーンGPまでには計画を発表する予定だ」

 ドメニカリCEOは、今年のF1の表彰式でフェッラーリ・トレント社のスパークリングワインを使うことを発表したイベントでそう語った。

「我々は、レースの結果の祝い方について、明確な違いがあることを確実にする必要がある。これは、日曜日の午後のイベントが終了した時の、象徴的な瞬間なのだ」

「表彰式はイベントのピークとも言えるモノであり、他の瞬間とは別にしておく必要がある。つまり最も重要な”お祝い”は、土曜日ではなく日曜日の午後ということになるわけだ」

 この土曜日のスプリントレースについて、正式な名称が検討されているところだが、単に”予選レース”とされる可能性が高いと言われている。

 しかしルノーのエクゼクティブ・ディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、別の名前のアイデアを提案する。

「スプリントレース、もしくは”スーパー予選”などと呼ばれることで、3日間がワクワクするものになる」

「金曜日に予選を行ない、土曜日にレース、そして日曜日にも再びレースをすることができる。そして予選へ向けた準備の時間も限られることになる。サーキットや自宅でそれを目撃するファンは、3日間ワクワクして過ごすことができるだろう」

「我々はライバルと戦うことに夢中になっている。自分たちの競争力とパフォーマンスを証明することに、夢中になっているんだ。しかし、良いショーを行なう必要があるのだ」

「今回のことは、ファンに良いショーを提供するのに役立つと思う。だから、新しいフォーマットを試してみるべきだろう。それを今後も続けていくべきかどうか、それを確認する絶好の機会だ」

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シリーズ F1
執筆者 Jonathan Noble