アルファタウリのガスリー、初日はトップに肉薄する好タイム「これまでで最もよかった金曜日」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、トップと僅差のタイムをマークしたF1エミリア・ロマーニャGP初日を「チームとしてこれまでで最もよかった金曜日」と表現した。
イモラ・サーキットで行なわれたF1第2戦エミリア・ロマーニャGPの初日。2回行なわれたフリー走行で共にトップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタスだったが、そのボッタスに両セッションで肉薄してみせたのが、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーだ。
今回のセッションではホンダパワーユニット勢の多くがトラブルに見舞われた。FP1ではレッドブルのセルジオ・ペレスが無線交信の不調もあってエステバン・オコン(アルピーヌ)と接触。同じくレッドブルのマックス・フェルスタッペンも、FP2でドライブシャフトに問題が起きて走行時間を失った。そしてガスリーのチームメイトである角田裕毅もFP1で電気系のトラブルが発生したこともあり、満足な走行ができていなかった。
そんな中ガスリーはただひとり大きな問題もなく走行を重ね、FP1で5番手タイム、FP2で3番手タイムを記録した。トップとのタイム差は、FP1では0.324秒、そしてFP2に至っては0.078秒と非常に僅差であり、予選・決勝に期待の持てる結果となった。
ガスリーはエミリア・ロマーニャGP初日を終え、プレスリリースに「今日はチームとしてはこれまでで最もよかった金曜日だと思います」とコメント。さらにこう続けた。
「FP1で5番手、FP2で3番手につけて、トップとも非常に僅差でした。最初のラップからマシンの感触はよく、かなりハードにプッシュできましたし、思うようにマシンをドライブできたので、とてもいい一日だったと言えると思います。最初はソフトタイヤでショートランに焦点を当て、ペースはよかったです。その後、燃料を多く積んだ走行でレースに向けた準備に取り組みました」
「中団でのライバルに対抗して向上できるように努力を継続していきますし、ここまではいいペースを見せられていると思います。今夜は、収集したデータを分析して、明日の予選ではもう一歩前進できればと思います」
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