登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

ピエール・ガスリー、フロントロウスタートからまさかの無得点「僕らは衝撃的な遅さだった」

F1カタールGPの決勝レースで、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、フロントロウ2番手スタートながらまさかの無得点に終わった。ガスリーはその原因について、ただペースが足りなかったと語った。

Fernando Alonso, Alpine A521, Pierre Gasly, AlphaTauri AT02, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, and Lando Norris, McLaren MCL35M

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、フロントロウ2番手からスタートしながらも11位無得点でレースを終えることになったF1カタールGP決勝について、その遅すぎるレースペースにとても苛立っていると語る。

 ガスリーは予選で好調な走りを見せ、4番手タイムを記録。他車のグリッド降格ペナルティもあり、フロントロウ2番手からスタートすることになった。

 しかしすぐに3番グリッドのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に抜かれると、その後はペースが上がらず、徐々にポジションを下げていく。そして2ストップ戦略でレースを走り切ったものの、結局は11位でフィニッシュ。まさかの無得点に終わった。

「とても、とても苛立たしい。僕らのペースは、基本的に衝撃的だった。みなさんご存知の通りね。現時点では、そうなってしまった理由がわかっていない」

 ガスリーはレース後にそう語った。

「最初の数周は、フェルナンドを押さえ込もうとした。でも、それをすることはできなかった。その後で僕らは、攻撃的な2ストップ作戦を採ろうとしたんだけど、ペースがなかった。僕はできる限りプッシュして、そして新しいタイヤを履いていたんだけど、古いタイヤを履いていたフェルナンドにも追いつけなかった。それは衝撃的だったし、とても苛立たしいことだった」

「なんで僕らがレースでこんなに遅かったのか、現時点では分からない。見直す必要がある。昨日の予選の後、フロントウイングとフロアをチェックしたんだけど、その影響があったかどうかは分からない。レースでは、予選で使ったミディアムタイヤを使ったけど、それが影響を及ぼしたのかも分からない」

「とにかく、今日はレースペースがまったく足りなかった。だから、全てを確認する必要がある」

 好調な走りを見せた土曜日から日曜日にかけ、何かが大きく変わったのか? そう尋ねられたガスリーは、次のように語った。

「特に何も変わっていない、でも、プッシュするとフロントタイヤがかなり早くオーバーヒートし、タイヤに非常に多くのエネルギーがかかってしまう。そして、スライドもしてしまっているんだ」

「1周なら、それでもパフォーマンスを発揮できる。でも、レース距離を考えた時には、とても難しかった。最初のラップで新品タイヤを履いたとしても、素晴らしいペースで走れたとは思えない」

 ガスリーは2ストップで走り切る戦略を採ったわけだが、その戦略が悪かっただけではないと語る。

「今日は何をやってもダメだった。5回でも、3回でも、2回でも、1回でも……戦略が問題だったわけじゃないんだ。正直言って、問題だったのはペースだ。僕らは遅すぎて、セブ(セバスチャン・ベッテル/アストンマーチン)の後ろについた時さえ、彼を抜くことはできなかった。ペースも全然足りなかったし、とても苛立たしかった」

 なお今回のカタールGPを迎えた段階で、アルファタウリはコンストラクターズランキングにおいてアルピーヌと同ポイントで並んでいた。しかしアルピーヌは決勝レースで驚異的な走りを見せ、アロンソが3位、エステバン・オコンが5位とダブル入賞を果たし、大量25ポイントを獲得した。しかしアルファタウリは無得点……両チームの間は一気に開くことになってしまった。

「ここ数戦、僕らはいくつかの奇跡を手にしてきた。毎週末そういうことができないのは明らかだ」

 そうガスリーは語る。

「でも、今日は理解できない。予選では僕らは2台揃って良いペースを発揮し、トップ10に入ったんだ。でもレースではどちらも後退し、スピードも足りなかった」

「アルピーヌがフィニッシュした位置を考えれば腹立たしい。僕らは結局は、自分たちについて客観的である必要がある。彼らは僕らよりも、はるかに良い仕事をしたということだろう」

「アルピーヌは今週末、僕らを色々なことで驚かせた。予選のペースは印象的だったし、レースペースはさらに印象的だった。でも一番印象的なのは、ブラジルGPの時に彼らがいたところから、今回の結果、そしてフェルナンドが表彰台に立つというところまで上げてきたことだ。それは、信じられないほどのことだよ」

「彼らが何を見つけたのか分からない。でもとにかくものすごく飛躍し、マクラーレンやフェラーリの前に立った。今年何度もあったことじゃない」

「僕らはそれを祝福することしかできない。彼らは僕らよりも、はるかに優れた仕事をしたんだ」

 
Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 レッドブル代表、”誹謗中傷”で呼び出し受けて謝罪。フェルスタッペンのグリッド降格に怒り
次の記事 ホンダ田辺テクニカルディレクター「簡単ではなかったが、大きな意味がある週末」。アロンソの3位も祝福

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本