ホンダ&フェルスタッペン、悲願のタイトル獲得! 最終ラップにドラマ。角田裕毅4位|F1アブダビGP決勝速報
2021年のF1最終戦アブダビGPの決勝レースが行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝。悲願のワールドチャンピオンを手にした。角田裕毅は4位入賞を果たした。
F1アブダビGPの決勝レースが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が最終ラップで大逆転。悲願のタイトルを手にした。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)も4位入賞を果たした。
レースは2番グリッドのハミルトンが素晴らしいスタートを決め、一気に首位に浮上。しかしフェルスタッペンも諦めず、ターン6でハミルトンのインに飛び込んだ。ハミルトンは接触を避けようとコース外を通過し、首位のポジションを守った。
レッドブル陣営はハミルトンがポジションを下げるべきだと訴えたが、レーススチュワードは審議の必要なしと判断。ハミルトンは首位を快走し、フェルスタッペンとの差を広げていった。
フェルスタッペンは13周を走り切ったところでピットインし、ソフトタイヤからハードタイヤに交換。ハミルトンは翌周に反応し、ハードタイヤに履き替えてフェルスタッペンの前のポジションをキープした。
フェルスタッペンはこれで万事休すかと思われたが、ピットストップを遅らせたフェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスがブロック。この間にフェルスタッペンが、ハミルトンの1秒後方まで迫った。
ただフェルスタッペンは、その後再びハミルトンとの差を広げられていくこととなってしまう。
バーチャル・セーフティカーが宣言されたところで、フェルスタッペンは2度目のピットインを行ない、新品のハードタイヤに履き替える。そしてペースを上げ、ハミルトンとの差を縮めにかかった。
フェルスタッペンは猛プッシュしてハミルトンを追うが届かず。やはり打つ手はないかと思われた。しかし残り5周というところでウイリアムズのニコラス・ラティフィがクラッシュ。セーフティカーが出動する。
フェルスタッペンとペレスはこの間にピットに入り、ソフトタイヤに交換。ハミルトンはピットに入ることができなかった。
セーフティカーランは残り1周で解除。ハミルトンの真後ろに、フェルスタッペンが迫った。そしてターン5でフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイク! そのままチェッカーまで走り切り、フェルスタッペンが優勝。2021年のチャンピオンに輝いた。ハミルトンは2位、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)が3位に入った。
一方、コンストラクターズタイトルは、メルセデスが獲得した。
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、メルセデスのバルテリ・ボッタスと争ったり、一時3番手を走るシーンもあるなど終始好ペースで走り、セーフティカー明けにはボッタスをオーバーテイク。3位サインツJr.とは僅か0.519秒差、自己ベストの4位でのフィニッシュとなった。ピエール・ガスリーも5位に入り、アルファタウリ・ホンダはダブル入賞を果たした。
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