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フェラーリ、フィオラノテストで混乱。昨年型のマシン使えず、急きょ計画変更

フェラーリは、F1のルールが不透明な中で、フィオラノでのテスト計画を直前になって変更せざるを得なくなった。

Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 フェラーリは当初、2021年に使用したマシンであるSF21をフィオラノのテストコースで4日間走らせる予定だった。このテストにはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.、それにテストドライバーのロバート・シュバルツマンが新シーズンに向けたウォームアップとして参加することになった。

 しかし、テストプログラムが始まる直前、フェラーリは実際に昨年のマシンを走らせることが許されるかどうかで混乱したため、計画を修正しなければならなくなったようだ。

 F1は現在、2022年の競技規則をめぐって流動的な状態にあり、公表されている競技規則は昨年4月に承認された初期バージョンのみである。チームとFIAはシーズン開幕に向けてこれらの修正に取り組んでいるが、まだFIA世界モータースポーツ評議会による正式な批准プロセスには至っていない。

 理論的には競技規則が完成するのは開幕戦のバーレーンGPまで待たなければならない可能性もあるが、これにはテストに関する制限が含まれているため、現時点ではいくつかのレギュレーション定義についてチームが流動的な状態にあるのだ。

 2022年は、マシンの技術レギュレーションが大幅に変更されている。そのためチームからテストルールを調整して2021年型マシンを走らせることを認めてほしいという要望があったことが分かっている。

 一方で従来の規則では、公式テストと撮影のためのフィルミングデーを除いたテストでは、少なくとも2年前の旧型車両を使わなければならないと定義されている。

 フェラーリは昨年の車両をテストで使う合法性に関して、FIAからの明確な指示がないため、代わりに2018年のマシンであるSF71Hをフィオラノテストで走らせることを選択した。

 チームの声明は以下の通りだ。

「スクーデリア・フェラーリがフィオラノサーキットで今日(25日)から実施する予定だったテストプログラムは、今朝変更された」

「この種のテストでどのクルマを使用できるかを定める”旧型車両によるテスト”の定義が、2022年にどのように適用されるのか、FIAから最新情報を受け取るのを待っていた。そしてセッションで2018年のSF71Hを使用することが決定された。詳細なプログラムは後日発表される予定だ」

 
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