速報ニュース
F1
「彼無しで成功はなかった」ラウダの死を悼むハミルトン、過去のメッセージは“宝物”か
メルセデスのルイス・ハミルトンは、2019年5月に亡くなったニキ・ラウダとのやり取りを、今でも見返していると明かし、“彼無しでは成功しなかった”と語った。
Tom Errington Jonathan Noble
公開日時: 2019/12/29 4:33
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2019年5月、モナコGPを前にメルセデスのノンエグゼクティブチェアマンを務めていた、3度のF1チャンピオンであるニキ・ラウダがこの世を去った。
Read Also:
メルセデスはラウダへの追悼として、マシンのエンジンカウルに“レッドスター”を配置し、ハロに赤い特別カラーリングを施してレースへ挑んだ。そして、ルイス・ハミルトンはラウダをトリビュートした特別仕様のヘルメットを被って出走すると、見事にレース優勝を果たした。
以前、ハミルトンは2019年シーズン中はラウダの死、そしてF2のアントワーヌ・アンソニー・ユベールの事故死によって、メンタル面で“悪魔”と戦っていたと認めていた。
ハミルトンがmotoorsport.comを含むいくつかのメディアに対して語ったところによると、彼はラウダとの会話が恋しいと今も感じているようだ。
「メッセージをもらったり、ビデオを共有したりするのが恋しいよ。僕は今でも多くのやり取りを保存しているし、見直したりしているんだ」
「繰り返しになるけど、彼のサポート無しでは僕はおそらくこのチームには来なかっただろう。それに、このチームに留まっていなかったかもしれない。彼のサポート無しでこのチームが成功したとは、僕は思わない」
「取締役のところへ行って、発破をかける。それが彼の得意なことだった。もちろん、それは僕にもそうだった。両者の架け橋だったんだ。トト(ウルフ/チーム代表)はレーシングドライバーで、取締役だ。一方でニキは真のチャンピオンを理解して、レースウィークからレースウィークへの移り変わりがどれほど難しいか共感することができた。僕がミスをしたときなんかも……ね」
「それは彼の素晴らしいところで、僕にとっての大きな支えだった。だから彼がとても恋しい」
こうしてハミルトンはラウダが彼の中で大きな存在だったと語った。ただ、ハミルトンはラウダについて“テレビでいろいろ自分について話しているけど、素晴らしい意見を持っているわけではないな”と当初は考えていたと回想していた。
「急に、僕は人生の大きな決断を下さなければならない状況にあった。ニキが僕に電話してきたんだ」
ハミルトンはメルセデス加入前の状況をそう語る。
「『ワオ、3度の世界チャンピオンと話しているんだ』と思ったんだけど、彼のことを本当によくは知らなかったから、その電話で彼を信頼する、とは言えなかった」
「ロス(ブラウン/当時メルセデスのチーム代表)と話し合い、そしてニキともホテルの部屋で話し合った。そして僕らは一緒に旅をした。僕らは友として互いを関係を育んだと思う」
そして、ハミルトンはラウダが逝去する少し前に会いに行っていたと明かした。
「彼に会うのは本当に大変だった」と、ハミルトンは言う。
「僕らは互いにビデオを送っていた。彼がとても大変な事になったのを見て、それから戻ってきたときに彼は車椅子だったけど、僕はとても希望を持っていた」
「それから、彼はまた体調が悪化し始めてしまった。僕が会いに行って、ベッドで管の繋がれた彼と会うのはショックだったよ。僕の叔母は癌で亡くなったから、そういうのは見たことがあったんだ」
「それでもショックだった。彼の精神……輝かしい精神は垣間見ることが出来たけどそれは少し暗さを帯び始めていた。知っていたかい?」
「そして彼のファイティングスピリットはくすみつつあった。でもこうした長期の戦いを続けていれば自然なことだ。その時に実感したよ」
Read Also:
- メルセデスF1代表「2019年は“ニキを失った”年」偉大な功績も、親友の死には敵わない
- ボッタス&ハミルトンは”最高のふたり”? メルセデス代表、ドライバーに大満足
- 「ハミルトンの決定を待つ」メルセデス代表、他ドライバーと先に交渉はせず
- レッドブル+ホンダのパートナーシップ1年目、その開発を振り返る
- またF1が好きになる……熱田護カメラマンが“あの頃”と変わらず『伝えたいモノ』
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 クビアト、F1復帰も挑戦は道半ば。“セカンドキャリア”でさらなる成功に挑む
次の記事 タイトル争いには破れたが、方向性は間違っていなかった? フェラーリSF90開発記
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
Tom Errington

F1王者ハミルトン、MotoGPの伝説ロッシが愛機を交換。バレンシアでランデブー
F1
F1 2019/12/12
F1王者ハミルトン、MotoGPの伝説ロッシが愛機を交換。バレンシアでランデブー

アストンマーチン、DTMでBMWのエンジン使用? SGTの3メーカーに問い合わせナシ
DTM
DTM 2019/11/29
アストンマーチン、DTMでBMWのエンジン使用? SGTの3メーカーに問い合わせナシ

DTM代表ベルガー、構想する電動新シリーズはFEとは”まったく異なる”
DTM
DTM 2019/11/09
DTM代表ベルガー、構想する電動新シリーズはFEとは”まったく異なる”
最新ニュース

抜けないマドリンクの姿が露わに……ランク首位スレイター無得点で、ウゴチュクが急接近。中村7位、加藤9位……優勝はナエル|FIA F3マドリード スプリントレース
FIA F3
F3 FIA F3
Madrid
1 時間前
抜けないマドリンクの姿が露わに……ランク首位スレイター無得点で、ウゴチュクが急接近。中村7位、加藤9位……優勝はナエル|FIA F3マドリード スプリントレース

MotoGPサンマリノ予選|ベッツェッキ、レコード更新驚速アタックでポールポジション! 兄マルケスが2番手確保
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
1 時間前
MotoGPサンマリノ予選|ベッツェッキ、レコード更新驚速アタックでポールポジション! 兄マルケスが2番手確保

F1分析|初開催マドリンク、決勝では複数回ピットイン必須? それより気になるのは”トラックリミット違反”の多さ……FP1とFP2ではそれぞれ50回近くの違反も
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
F1分析|初開催マドリンク、決勝では複数回ピットイン必須? それより気になるのは”トラックリミット違反”の多さ……FP1とFP2ではそれぞれ50回近くの違反も

最大の不確定要素はタイヤのデグラデーション? ラッセル「FP1のままなら6回ストップが最速だろうね!」
F1
F1 F1
スペインGP
2 時間前
最大の不確定要素はタイヤのデグラデーション? ラッセル「FP1のままなら6回ストップが最速だろうね!」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録