ルクレール、夏休みで”溜まった感情”を解放。タイトル争い諦めず「難しい挑戦だけど、僕たちは成長できる」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、2022年のF1タイトル争いは「非常に難しい挑戦」だと認めながらも、復活を信じている。
写真:: Ferrari
フェラーリのシャルル・ルクレールは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に80ポイント差をつけられているが、シーズン後半での巻き返しを諦めていない。
レッドブルと互角の速さを示している今季のフェラーリだが、トップ走行中のリタイアや、チームの戦略ミスが重なり、ルクレールはフェルスタッペンに大差をつけられてサマーブレイクに突入した。
ルクレールはシーズン前半の”感情の蓄積”によって消耗したことを認め、フェラーリは今後、訪れるすべてのチャンスを最大化しなければならないと語った。
「僕には(サマーブレイクが)必要だったんだ」とルクレールは言う。
「シーズン前半は山あり谷ありで、いろいろな感情があった。その積み重ねが、疲れにつながる。だから、この3週間は家族や友人と最高の時間を過ごすことができた。とてもよかったよ」
「チームとして、一戦一戦やっていくことになると思う。でも、この先のチャンスを最大限に生かさなければならないのは確かだし、僕はまだチャンピオンシップを戦えると信じているんだ」
「もちろん、とても難しいチャレンジになることは間違いない。でも、最後の最後まで信じているよ」
シーズン前半戦では、レース中のフェラーリの戦略的判断が疑問視され、ルクレールとフェルスタッペンのポイント差が広がる一因となった。
チーム代表のマッティア・ビノットはチーム内部を変える必要はないと主張しているが、ルクレールはハンガリーで犯したミスから「成長する」ことを確信している。
Carlos Sainz, Charles Leclerc, Mattia Binotto, Ferrari Team Principal
Photo by: Charles Leclerc
また、夏休みにマラネロで撮影したチーム写真について、フェラーリの伝統であり新型コロナウイルスの流行により2020年と2021年には行なえなかったと明かした。その際、経営幹部と密室でどんな話し合いが行なわれたのかについては何も語らなかった。
「この写真は、2019年以来の撮影だった。新型コロナウイルスが理由で、2020年と2021年にはできなかったことなんだ」と彼は付け加えた。
「ファクトリー全体でやっていることなんだ。直接みんなの顔を見て話すことができて、2020年と2021年に厳しい時期を過ごしたときに、彼らがしてくれたサポートと仕事に感謝できるから、とても良いことだ。そして今、僕たちは再び勝利のために戦っている」
「でもハンガリーGPについて言えば、明らかに僕たちはそこから成長できると確信しているし、2020年と2021年に僕たちはチームとして一体となって働いてきた」
「そしてそれが今のパフォーマンスレベルを支えてくれていると思う。僕たちがより良くなるためにやっていることと全く同じだ」
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