レッドブル、最終戦での優勝が大きな自信に。「来季のタイトルを争う準備はできている」

レッドブルのヘルムート・マルコは、アブダビGPでのマックス・フェルスタッペンの優勝が、2021年のタイトル挑戦への出発点になると考えている。

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レッドブル、最終戦での優勝が大きな自信に。「来季のタイトルを争う準備はできている」

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2020年シーズン最終戦のアブダビGPでマックス・フェルスタッペンが快勝したことで、来シーズンは序盤から競争力を発揮し、タイトルを狙うための準備は整ってきていると語った。

 今季はレッドブルが勢いを増した一方で、ルイス・ハミルトンとメルセデスがタイトル争いを”セーフティー”にリードするという、おなじみの展開となった。

 しかし、アブダビGPではフェルスタッペンが今季初のポールポジションを獲得。レッドブルが圧倒的な強さを誇っていた時代に、セバスチャン・ベッテルがよく見せていたようなスタイルでレースをコントロールし優勝を果たした。

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 来季はレッドブルにとって、パワーユニットを供給するホンダのフルサポートを得られる最後のシーズンとなるが、マルコはこれをチャンスだと捉えている。

「我々はメルセデスを正面から打倒した」

 マルコはアブダビGP後にmotorsport.comにそう語った。

「そしてバーレーンのセカンドレース(サクヒールGP)でも同じように競争力のあるマシンを持っていたんだ。だから来年に向けての見通しは良い」

「マックスはどんどん良くなってきている。十分な忍耐力がなかったのはトルコだけだった。それ以外は素晴らしい。今回の予選ラップもそうだった。彼はとても成長している。だが我々は、トップを走るということがいかに簡単なことかを忘れていたんだよ」

 レッドブルのタイトル奪還に自信を持っているかと訊かれ、マルコは次のように答えた。

「ああ。だからこそシーズンを通して懸命に開発をしてきたんだ。ホンダも同じことをしている。だから、我々は強くなると思う」

「非常に励みになるし、我々は自分たちの立ち位置も分かっている。それにホンダからも良いニュースが届いている」

「エンジンの面でも改善される。だから我々は、開幕戦からそういう(タイトルを狙う)位置にいられるはずだ」

 また2021年の1月1日から、新規則が導入される2022年のマシンの空力開発が可能となる。各チームは2021年のマシンと2022年のマシンの開発を並行して進めていくことになるが、マルコは「我々はその計画をまとめている。計画はとても良い」と語り、効率的にリソースを分配することができると自信を持っている。

 レッドブルにとって、来季に向けて残っている疑問点のひとつが、フェルスタッペンのチームメイトを誰にするかだ。マルコは、来季のドライバーラインアップについて「クリスマスまでにはよく考えて決断を下すだろう。すべてのデータを調べなければならない。見なければならないことがたくさんあるからね」とコメントしている。

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この記事について

シリーズ F1
イベント アブダビGP
チーム レッドブル・ホンダ
執筆者 Adam Cooper