マクラーレンのノリス、テスト好調も「メルセデスとレッドブルに挑むにはまだ課題がたくさん」
マクラーレンF1のランド・ノリスは、バルセロナテストを終えた段階では、まだレッドブルとメルセデスの2チームが先を行っているように思えると現状を分析した。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
F1は2月中旬にバルセロナのカタルニア・サーキットでプレシーズンテストが開催。各チームが一新されたマシンを初めて本格的に走行させた。
このテストでは、初日をマクラーレンのランド・ノリスが、2日目はフェラーリのシャルル・ルクレール、3日目はメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録。マクラーレンは全体で3番目に多い周回数を重ね、タイム面でも上位につけたことから、2022年シーズンには前進を果たすのではないかとの見方もある。
しかしマシンを実際に走らせたノリスは、マクラーレンのペースについて過剰な期待を抱きたくないと考えており、むしろメルセデスとレッドブルといったこれまでのトップチームが2022年も依然としてリードしているという考えを示した。
Lando Norris, McLaren MCL36
Photo by: Erik Junius
「メルセデスは開幕戦が始まるまで……つまりテストで良く見えたことなんて一度もない。もしメルセデスがテストで良さそうだと言うなら、開幕戦では信じられないようなことになるだろうね」
ノリスはそう語った。
「各チームがそれぞれ、自分たちのプログラムに従っていると思う。誰もが異なる燃料搭載量で、(パワーユニットの)パワーモードやなんかもそれぞれだ」
「でも全体像は見ることができるし、僕らがまずまずなポジションに居ることも分かる。でもメルセデスやフェラーリも、1日目から凄く良いように思えた。彼らはタイムシートの上位に並んできたし、ロングランのペースも良さそうだ」
「フェラーリは強そうに見える。でもメルセデスとレッドブルがすぐそこにいるし、僕としては現時点ではちょっと先行されていると言いたい」
ノリスはマクラーレンのバルセロナテストが”完璧ではなかった”と認めつつ、チームが次なるステップを踏み、トップチームに挑戦するためにはまだ改善すべき部分が多いと強調した。
「個人的には彼らトップチームと戦いたいなら、チームとしてやるべきことはたくさんあると思っている」
「それは予想されていたことだ。でも彼らのレベルに達するには、改善すべきことがまだたくさんあると、チームとして分かっていると思うんだ」
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