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レッドブル、2013年以来のダブルタイトル獲得を成し遂げたメンタル「我々はチャンピオンに返り咲くことを、諦めたことはなかった」

F1アメリカGPでコンストラクターズタイトル獲得を決めたレッドブル。同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、2014年以降ハイブリッド・パワーユニット時代に入った後も、チャンピオンに返り咲けると「信じること」をやめなかったと語った。

Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, celebrates with his team on arrival in Parc Ferme

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 レッドブルは、前戦アメリカGPでマックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが4位に入ったことで、2022年のコンストラクターズタイトルを獲得した。フェルスタッペンは既に日本GPで今季のドライバーズタイトル獲得を決めていたため、レッドブルとしてはダブルタイトルを手にしたということになる。

 なおレッドブルがコンストラクターズタイトルを手にするのは2013年以来のこと。現行のハイブリッド・パワーユニットが導入されて以来、ずっと同タイトルを獲得し続けてきたメルセデスに、初めて土をつけたチームということになった。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はこれについて、メルセデスが強さを発揮する中でも、チャンピオンに戻れると”信じること”をやめたことはなかったと語った。

 今シーズンは序盤こそレッドブルとフェラーリが互角の優勝争いを繰り広げていたが、徐々にレッドブルが強さを発揮。シーズン中盤には一時フェラーリ勢が巻き返したこともあったが、最終的にはレッドブルが圧倒。昨年まで長く強さを発揮してきたメルセデスが大失速したこともあり、ここまでの19戦中15勝を挙げる完璧なまでの戦いを実現している。

 そのため、ドライバーズタイトルは4戦を残して、そしてコンストラクターズタイトルは3戦を残した段階で決めることになった。

 ただこのアメリカGPは、レッドブルにとっても特別なグランプリとなった。レッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツが土曜日に死去した直後のレースだったのだ。

「非常に感情的な週末だった」

 そうホーナー代表は語った。

「ディートリッヒが亡くなったというニュースを知ったとき、チーム全体が非常に感情的になった。なぜなら、彼は非常に大きな存在だし、レッドブル・レーシングだけでなく、F1のために多くのことを成し遂げてきたからだ」

「でも我々は戦うことで、彼を誇りに思う形で称えようと決心した」

「だから黒の喪章を巻くわけでも、1分間の黙祷をしたわけではなかった。彼の存在を祝ったんだ。そして、それを表現するための我々にとっての最善の方法は、明らかにコース上でのパフォーマンスだった」

「我々は8年という長い年月が経った今でも、我々は信じることをやめることはなかった。自分自身を高め、自分自身を磨き上げることをやめたこともなかった。そして、両方の選手権でトップに戻るという我々の目標と目的が何であるのか、それを見失うことは決してなかった」

「そして我々はそれを成し遂げた。これは全てのスタッフのハードワーク、そして全てのパートナーやサプライヤーの貢献の証なんだ」

「そして彼(マテシッツ)が具現化したスピリットはレッドブル全体に浸透し、多くの人が不可能だろうと思っていたことを達成することができた」

 ホーナー代表は、レッドブルのチームが調和していることを称賛。これにより、今年の非常に難しい状況で、信じられないほどの仕事」をすることができたと語った。

「チームがグループとして、まとまることに取り組んできた」

 レッドブルがフェラーリを凌駕した理由について尋ねられたホーナー代表はそう語り、次のように続けた。

「オペレーションの面でも、開発の面でも、コースサイドのビジネスの面でも、それぞれの部門がお互いにサポートし合ってきた。コンストラクターズチャンピオンを獲得するためには、全ての部門がそれぞれの役割をしっかりと果たしている必要がある」

「我々は今年のマシンの開発に、非常に遅れて着手したと思う。今年の初めは車重も重かったが、なんとか少し軽量化することができた。それによって、バランスを取ることができた」

「チームは今年、非常に難しい状況の中でも、素晴らしい仕事をしたと思う」

 
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