フェラーリ、F1フランスGPは”倍”のデグラデーションで大失速無得点。サインツJr.「原因を理解する必要がある」

カルロス・サインツJr.は、大苦戦したF1フランスGPの決勝レースを振り返り、フェラーリのタイヤのデグラデーションは、他チームの倍くらいあったのではないかと考えている。

フェラーリ、F1フランスGPは”倍”のデグラデーションで大失速無得点。サインツJr.「原因を理解する必要がある」

 フェラーリのカルロス・サインツJr.は、F1フランスGPを11位で終えた。この原因についてサインツJr.は、タイヤのデグラデーションが他チームの倍くらいあったことだと語った。

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 サインツJr.は予選で好調な走りを見せ、5番グリッドを確保した。そしてミディアムタイヤを履いてスタートを切り、第1スティントはそのポジションをキープしていた。

 しかし17周目にピットインしハードタイヤを履くと、その後はポジションを失うばかり。結局11位でのフィニッシュとなった。チームメイトのシャルル・ルクレールも同様に苦戦し、サインツJr.よりもかなり低い16位……しかも周回遅れにされてしまうという体たらくだった。

「今日、僕らのペースが大きく遅れていたのには、何か間違っていたものがあるに違いない。それは明らかだ」

 サインツJr.はレース後にそう語った。

「こういうことは、これまでもいくつかのレースで起きた。フロントタイヤのグレイニング(ささくれ摩耗)とデグラデーション(性能劣化)にとても苦しんだ。ライバルの倍くらいあったんだ」

「昨日のマシンは、マクラーレンよりも0.3秒から0.5秒ほど速かった。でも今日は、レースの後半になるに連れて、彼らの方が1周あたり2秒くらい速かった」

「タイヤのオペレーションに、限界があるのは明らかだ。それについては分析する必要があるし、シーズンを通じてより良くなるように、努力しなければいけない」

 サインツJr.は、レースの早い段階で「何かがおかしい」と感じており、この問題を解決するために戦略面で何かができたとは思わなかったと語った。

「問題は、今日のようにデグラデーションが激しい場合には、戦略的な余裕はないということだ」

 そうサインツJr.は語った。

「そうなれば、ディフェンスする術はない。僕らはストレートで最速だというわけでもないからね」

「今日の僕らは、本当にペースが遅かった。そして他のチームの倍のスピードでタイヤのデグラデーションが発生していた」

「現時点では、このことは間違いなく僕らを驚かせた」

 ルクレールはサインツJr.よりも3周早くピットストップを行なったことで、当初はライバルをアンダーカットして順位を上げることができた。しかしサインツJr.と同じように苦戦し、徐々に順位を落としていった。

「今回のレースは、F1にデビューして以来、最も難しいレースのひとつだった」

「ただひどく苦しむだけだった。僕らのチームの2台のマシンは、ひどく苦しんだと思う。タイヤを替えたあと、5〜6周は競争力があった。でもそのあとは、マネジメントしようとしても、かなりデグラデーションが進んでしまった」

「僕はレース終盤に2回目のピットストップを行なった。もう入賞のチャンスがないことは分かっていたから、もう1回ピットに入ったんだ」

「しかし、かなり奇妙な状況だった。だってブルーフラッグを振られたんだからね。僕らにとってはとても悪いレースだった。だから理由を理解する必要がある」

 

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