フェルスタッペン、スプリントでの苦戦に困惑「なぜかタイヤが全然グリップしなかった」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1サンパウロGPのスプリントを4番手で終え、タイヤに苦しんだ理由を理解できないと語った。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1サンパウロGPのスプリントで序盤に首位に立ったものの、全体的なペースが振るわず4番手でフィニッシュ。彼は苦戦した理由を理解できていないと明かした。
多くのマシンがソフトタイヤでスプリントに臨んだ一方、フェルスタッペンはミディアムタイヤを履いてスタート。波乱の予選でポールポジションを獲得したケビン・マグヌッセン(ハース)を抜き、首位に立った。
しかし24周のレースが進むにつれて、フェルスタッペンはタイヤの摩耗に悩まされるようになり、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がフェルスタッペンにプレッシャーをかけるようになった。
レース中盤まではなんとか首位を守ったフェルスタッペンだったが、12周目のターン3でついにラッセルがトップを奪った。その後もフェルスタッペンのペースは良くなく、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)からも攻撃を受けた。
サインツJr.とのターン1でのバトルでフロントウイングにダメージを負ったフェルスタッペンは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にも抜かれ、最終的に4番手でスプリントを終えた。
最終的にラッセルから10秒遅れとなったフェルスタッペンは、通常なら耐久性がソフトタイヤより高いはずのミディアムタイヤが過度に摩耗した理由について、説明できないと認めた。
「ただただ消耗していっただけで、タイヤのグリップがなかったんだ」
「ミディアムタイヤはなぜか全然保たなかったし、ペースも上がらなかった」
「僕はただ、タイヤでひどく苦しんでいた。なぜあんなことになったのか分からない。もちろん、接触でフロントウイングが少しダメージを受けたけど、フロントウイングが完全な状態でも4番手でのフィニッシュだったろうね」
ラッセルは、決勝レースではフェルスタッペンが後ろから”飛んでくる”だろうと予想している。しかしフェルスタッペンは同じタイヤを履いていたとしても、スプリントではメルセデスの方が純粋に速かっただろうと考えている。
そして彼は、決勝のフロントロウを独占したメルセデスを倒すのは簡単なことではないだろうと語った。
「ソフトタイヤを履いていたとしても、メルセデスのようなペースはなかっただろうから、明日に向けてはちょっと心配だね」
「もちろんすべてを分析するつもりだけど、通常できることはそれほど多くないんだ」
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