アストンマーチンF1、新車AMR21のシェイクダウンを雨のシルバーストンで実施
アストンマーチンF1チームは、シルバーストン・サーキットで新車AMR21のシェイクダウンを行なった。


写真:: Aston Martin Racing

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アストンマーチンF1チームは、3月3 日に発表した新車『AMR21』のシェイクダウンを早速4日に実施。セバスチャン・ベッテルやランス・ストロールがステアリングを握り、同チームでの初走行を行なった。
1960年のイギリスGP以来となるF1復帰に向けて、順調にその一歩を踏み出したアストンマーチン。他の多くのチームと同様、バーレーンで3月12日からスタートするプレシーズンテストを前に、シーズン中に2日間許可されているフィルミングデーを活用し、新車の初走行を行なった。
フィルミングデーで使用するタイヤはピレリのデモタイヤであり、走行距離は100kmまでに制限される。さらに今回、シルバーストンはウエットコンディションだったようで、AMR21はウエットタイヤを履き水しぶきをあげて周回を重ねた。
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ベッテルは新車発表会の際、プレシーズンテストで本格的に走行するまでは、AMR21のパフォーマンスを判断するのを待つと語った。
「シェイクダウンでちょっと分かるかもしれないけど、実際はバーレーンの安定したコンディションで感触が分かるだろう」
「サウンドからして(フェラーリと)だいぶ違う。僕のやり方で乗りこなせることを願っているよ。どうなるか見てみよう」
シェイクダウンでの走行により、ベッテルはBMWザウバー、トロロッソ、レッドブル、フェラーリに続き、異なる5チームで走行したことになる。メルセデスのパワーユニットを搭載したマシンに乗るのはこれが初めてであり、そのパフォーマンスを楽しみにしていると話した。
「メルセデスのパワーユニットはグリッド上で最強と言われているからね」
「F1でメルセデスに乗るのは初めてだ。どんな風に機能するのか楽しみだよ」
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