ウイリアムズ、2023年のローガン・サージェント起用を正式発表。アメリカ人F1ドライバー誕生は8年ぶり
ウイリアムズF1は2023年のドライバーとして、ローガン・サージェントを起用すると正式に発表。8年ぶりにアメリカ人F1ドライバーが誕生することになった。
写真:: Williams F1
ウイリアムズF1は2023年シーズンのドライバーとして、ローガン・サージェントを起用すると正式に発表を行なった。
サージェントはウイリアムズの育成ドライバーとして今シーズンのFIA F2を戦ってきた。そして以前からウイリアムズは彼がF1参戦に必要なスーパーライセンス取得が決まれば、2023年にアレクサンダー・アルボンのチームメイトとして起用すると明言してきた。
F2最終戦のアブダビラウンドを終え、サージェントはランキング4位を記録し、無事にスーパーライセンス発給に必要なポイントを獲得。彼の来シーズンF1デビューは間もなく正式に発表されるだろうと見られていた。
サージェントのF1参戦が決まったことで、F1は2015年のアレクサンダー・ロッシ以来のアメリカ人F1ドライバーが誕生することになる。なおフル参戦ドライバーとしては、2007年のスコット・スピード以来だ。
ウイリアムズからのF1参戦正式発表を受け、サージェントは次のようにコメントを寄せた。
「ウイリアムズ・レーシングでF1を競う機会を与えてもらったことは、とても名誉なことだし、夢が叶ったよ」
「昨年のアメリカGPでチームに加入して以来、ウイリアムズ・レーシングやドリルトン・モータースポーツの皆が与えてくれたサポートに、本当に感謝している」
「昨年からウイリアムズ・ドライバー・アカデミーの一員となったことは、僕にとってドライバーとして成長し、次の章へ向けた準備のためにとても重要な機会だった。準備はできているし、グリッドを駆け上がっていくチームとの新たな旅の一員となることにワクワクしている」
F1は最終戦を終えたばかりだが、11月22日にはアブダビでテストが行なわれる。サージェントはこのテストに参加し、FW44をドライビングすることになる。なお、サージェントは既に今年フリー走行に参加しており、F1マシンでの走行が初めてというわけではない。
サージェントは、F2でのレースに加えて、FP1への参加やシミュレーターでの取り組みの経験が、2023年のF1デビューに向けた良い準備になったと話した。
「F2のシーズン全体を通じて、僕はレースや自分自身についてたくさんのことを学んでこれたと思う」
サージェントはそう語った。
「予選のパフォーマンスなんかでは、風穴を開けたとも思うよ」
「でも一番重要なのはF1シミュレーターを行なった時間や、参加したFP1での走行だろう。そして、今回のテストは僕にとってさらに改善を進めるチャンスになってくれると思う」
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