F3ベルギー予選:角田裕毅、自己最高位の3番手。ダルバラPP獲得
FIA F3のベルギーラウンド予選が行われ、プレマのユアン・ダルバラがポールポジションを獲得した。イェンツァーの角田裕毅は、FIA F3での予選自己最高位となる3番手を獲得した。
写真:: Gareth Harford / Motorsport Images
FIA F3のベルギーラウンド予選が行われ、プレマのユアン・ダルバラがポールポジションを獲得した。イェンツァーの角田裕毅は、FIA F3での予選自己最高位となる3番手を獲得した。
日が傾きかけた17時55分(現地時間)から、スパ・フランコルシャンでFIA F3の予選が行われた。気温は24.3度、路面温度35.2度のドライコンディションである。
まずターゲットとなるタイムを記録したのは、ARTグランプリのクリスチャン・ルンガーで、2分6秒716。ただこのタイムを各車が大きく更新していく。角田裕毅(イェンツァー)もこれを上回るが、全車が最初のアタックを終えた段階で首位に立ったのは、ペドロ・ピケ(トライデント)。2番手デブリン・デフランチェスコ(トライデント)に0.3秒以上の差をつける圧倒的なモノだった。角田は6番手、名取鉄平(カーリン)が15番手で最初のアタックを終えた。
各車1周のスローダウンラップを挟み、2度目のアタックを行うも、ピケを上回るドライバーはおらず、それぞれピットに戻っていった。
残り時間10分を切ると、各車がタイヤを交換して、最後のアタックへとコースインしていった。多くのマシンが同じようなタイミングでコースインしたため、コース上は非常に混雑した状況となった。
各車がアタックに入ると、デフランチェスコがセクター1で全体ベストを更新。ただセクター2でタイムを落としてしまう。
そんな中、レオナルド・プルチーニ(ハイテック)がトップに浮上するが、ユーリ・ヴィップス(ハイテック)やジェイク・ヒューズ(HWA)がこれを上回っていく。
しかし首位に立ったのはユアン・ダルバラ(プレマ)で、2分5秒125。角田もこれに続いて2番手とした。ただその後、最初のアタックで首位だったピケが2台の間に入り、角田は3番手に落ちた。
再び1周の休息ラップを挟み、各車が2度目のアタックへ。ただ上位を脅かす走りを見せるモノはなく、ダルバラがポールポジションを獲得。ピケが2番手に入った。角田は3番手で、FIA F3での自己最高の予選結果を手にした。ランキング首位のロバート・シュヴァルツマンが4番手、ランク2番手のヴィップスは6番手となった。名取は予選を20番手で終えた。
FIA F3のベルギーラウンド決勝レース1は、日本時間の8月31日(土)17時30分にスタートする。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Jehan Daruvala | プレマ・レーシング | 11 | 2'05.125 | 201.513 | ||
2 | Pedro Piquet | トライデント | 10 | 2'05.356 | 0.231 | 0.231 | 201.142 |
3 | 角田 裕毅 | Jenzer Motorsport | 10 | 2'05.540 | 0.415 | 0.184 | 200.847 |
4 | Robert Shwartzman | プレマ・レーシング | 11 | 2'05.605 | 0.480 | 0.065 | 200.743 |
5 | Jake Hughes | HWA AG | 10 | 2'05.614 | 0.489 | 0.009 | 200.729 |
6 | Jüri Vips | ハイテック・レーシング | 11 | 2'05.625 | 0.50 | 0.011 | 200.711 |
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