日産・e.ダムスにマキシミリアン・ギュンター加入。セバスチャン・ブエミのチームメイトに
フォーミュラEに参戦する日産・e.ダムスは、マキシミリアン・ギュンターを起用し、セバスチャン・ブエミとのコンビで、2022年シーズンを戦うことを発表した。
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
フォーミュラEに参戦する日産・e.ダムスは、2022年のドライバーとしてマキシミリアン・ギュンターの起用を発表。2015-2016年、2016-2017年の王者であるセバスチャン・ブエミとのコンビで2022年で戦うこととなった。
ギュンターは2019年にBMW・アンドレッティと契約し、フォーミュラEデビュー。3戦目にして優勝し、シリーズの最年少ウイナーとなった。
しかし2020-2021シーズン限りでBMWがシリーズから撤退。アンドレッティ・オートスポートはカスタマー用のBMWパワートレインを使って参戦を継続することになったが、ジェイク・デニスはチームに留まったものの、ギュンターは移籍を選んだ。
一方で日産は、2026年までフォーミュラEへの参戦継続を表明している。フォーミュラEは、9年目となる2022-2023年シーズンから導入される第3世代マシン『Gen3』を使った新時代に突入する。
ギュンターは、次のように述べた。
「日産e.ダムスの一員になれたことをとても嬉しく思う。このチームはフォーミュラEでの成功を目指しており、僕もチームに貢献したいというやる気にあふれている。世界最大級の自動車メーカーの一員として参戦できることは名誉なことだし、僕のキャリアにとって新たな、そして大きなステップとなる。 これからの戦いに向け、本当にワクワクしている」
なお、ギュンターの前任であるオリバー・ローランドは、近日中にマヒンドラ・レーシングへの移籍を発表すると見られており、彼はすでにチームのシミュレーターでテストを行なっている。
日産の最高執行責任者(COO)であるアシュワニ・グプタは、次のようにコメントを寄せている。
「ギュンターを日産のグローバル・モータースポーツ・ファミリーに迎えることができ、大変嬉しく思います。ギュンターは、フォーミュラEで3度の優勝を果たしており、大変豊富な経験を持っています。彼はチームにすぐに溶け込み、最も才能のあるドライバーが集結するモータースポーツの一つであるフォーミュラEにおいて、素晴らしい成績を収めることでしょう」
「フォーミュラEへの長期参戦は、日産のEV技術がもたらすワクワクする性能を示す絶好の舞台となります。EVのレースに参戦することで得られるノウハウを活かし、お客さまにより良いクルマを提供することができるのです」
また、新たなチームメイトを迎えるブエミは、「ギュンターとパートナーを組めることになったのは素晴らしいニュースだ。彼は速く素晴らしいドライバーだから、一緒にレースをするのを楽しみにしている。来シーズンは優勝を狙える要素が揃っているし、勝ち取りたいと思う」と語った。
なお、チームのテスト兼リザーブドライバーは高星明誠が、公式シミュレータードライバーはヤン・マーデンボローが引き続き務めるという。
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