日本レース写真家協会が選ぶフォトジェニック『JRPAアワード2021』、大賞はスバルBRZ R&D SPORT、特別賞は中須賀克行
日本レース写真家協会は、『JRPAアワード2021』を発表。大賞にSUBARU BRZ R&D SPORT、特別賞に中須賀克行が選出された。
写真:: JRPA
日本レース写真家協会(JRPA)は、その年1番のフォトジェニックを選ぶ『JRPAアワード2021』を発表。大賞にはSUBARU BRZ R&D SPORT、特別賞には中須賀克行が選出された。
大賞に選ばれたSUBARU BRZ R&D SPORTと言えば、2021年のスーパーGT GT300クラスでチャンピオンに輝いたマシン。その美しいブルーのカラーリングで度々速さを見せてきたBRZは、今季から新型となったことでその速さをさらに増し、王座に手が届いた。
JRPAは大賞の選出理由について、以下のように記している。
「2009年からR&D SPORTとスバルによる挑戦が開始され、2012年からGT300に登場したBRZ。これまで、チャンピオンを目指し苦闘を続けてきたがスピードがある時があったものの、トラブル等にも見舞われ、多くの悔し涙を流してきた」
「2021年、新車投入とともに予選での速さに磨きがかかりシーズン4回のポールポジション、そして1勝、悲願のチャンピオンを飾り、スバルに初のGT300王座をもたらした。WRブルーの美しいボディと速さ、そして井口卓人/山内英輝のドライバーふたりはこれまで、良いときも悪いときも我々にとってフォトジェニックであり、またメディアに対しても礼儀正しく、好感度が高かった」
一方特別賞に輝いたのは、日本の2輪ロードレース界を席巻し続けている中須賀克行。今年で40歳を迎えた中須賀だが、全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスで全勝を達成するなど、未だ衰えを知らない。
JRPAは中須賀の選出理由についてこう記している。
中須賀克行
Photo by: JRPA
「全日本ロードレース最高峰クラスJSB1000で全戦全勝を達成。前人未踏の記録をさらに更新する10回目のチャンピオンを獲得した。1981年8月生まれ。08年に26歳で初タイトル獲得し40歳になるいまも、アグレッシブな走り、そして、サービス精神満載のパフォーマンスでシャッターチャンスを提供してくれた。05年にJSB1000にデビューしてから17年間で110戦140レースに出場し60勝。4割を超える勝率は驚異的であり、日本の2輪レース界の象徴的存在となった」
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