バレンティーノ・ロッシ、2022年に駆るアウディのカラーリング公開。テスト終え4月に開幕へ
MotoGPレジェンドのバレンティーノ・ロッシは、2022年に参戦するGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCE)の公式テストに参加。マシンの正式カラーも合わせて発表された。
MotoGPで9度の世界王者経験を持つレジェンドライダーであるバレンティーノ・ロッシ。彼は昨年MotoGPを引退したが、2022年もレース活動を継続しており、今年はGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCE)へTeam WRTからフル参戦する。
3月7~8日にかけて、GTWCEはフランスのポール・リカール・サーキットで公式テストを実施。ロッシもこのテストに参加すると、良い形でテストを終えることができたと語った。
【ギャラリー】『46』は2022年も健在! バレンティーノ・ロッシのAudi R8 GT3 LMS Evo II
なおこのテストに合わせて、ロッシが2022年に走らせるAudi R8 GT3 LMS Evo IIのカラーリングもお披露目。MotoGPと同じくスポンサーのMooneyのロゴがあしらわれつつ、おなじみの”46”と黄色によるロッシらしいカラーリングとなっている。
ロッシはテスト2日目に走行へ参加すると、チームメイトとなるニコ・ミューラーとフレデリック・ベルビシュとともに73周を重ねた。
「良いテストの1日だった。初めてみんなと一緒にテストをした機会でもあるから、良いリファレンスを得られたよ」と、ロッシは語っている。
「マシンにはセットアップなど多くの作業に時間を割いた。もちろん、まだ改善に向けて取り組みが必要な部分もあるけど、フィーリングは良かった」
「このコース自体は、僕にとって新しいモノというわけでもない。でも20年以上走っていないから、ちょっと走り方を思い出す必要はあった。最終的には良い1日だったよ」
このテストの最速タイムはメルセデスAMG GT3を駆るハプト・レーシングのファビアン・シラーが記録した1分52秒533。一方でロッシのベストタイムは1分54秒753となっている。
公式テストを終えたGTWCEは、4月頭にイモラ・サーキットでの3時間耐久レースで開幕。同月末にはブランズハッチで第2戦が予定されている。
■GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ 開催カレンダー
第1戦 4月1~2日 イモラ(耐久)
第2戦 4月30日~5月1日 ブランズハッチ(スプリント)
第3戦 5月13~15日 マニ・クール(スプリント)
第4戦 6月3~5日 ポール・リカール(耐久)
第5戦 6月17~19日 ザントフォールト(スプリント)
第6戦 7月1~3日 イモラ(スプリント)
第7戦 7月28~31日 スパ24時間レース
第8戦 9月2~4日 ホッケンハイム(耐久)
第9戦 9月16~18日 バレンシア(スプリント)
第10戦 9月30日~10月2日 バルセロナ(耐久)
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