ル・マンとデイトナ、互いの名称をシケインに命名。IMSAとACOのパートナーシップ強化の一環
デイトナのロードコースにあるバスストップ・シケインが「ル・マン・シケイン」に、サルト・サーキットのミュルサンヌ・ストレート第1シケインは「デイトナ・シケイン」に改名された。
1月28日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とル・マン24時間レースを主催するACO(フランス西部自動車クラブ)は、両者のパートナーシップの一環として、お互いのシリーズを象徴するコースのシケイン名称を改名することを発表した。
IMSAの開幕戦として24時間レースが開催されるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイのロードコースにあるバスストップ・シケインは、「ル・マン・シケイン」に改名される。すでにこのシケインの縁石は、ル・マン24時間レースが開催されるサルト・サーキットのように、青と黄色に塗り分けられている。
反対に、サルト・サーキットのミュルサンヌ・ストレート第1シケインはデイトナ・シケインと命名された。こちらの縁石はデイトナのように黄色に塗られているという。
このシケインは、1990年に追加されて以来、その当時の看板スポンサー名で呼ばれてきたコーナーだ。ニッサン・シケインや、プレイステーション・シケインと呼ばれたこともあった。
IMSAとACOは、最近になってパートナーシップを10年延長。2023年からはLMDh規定の導入により、同じマシンが双方のレースを走れるようになるなど、良好な関係を保っている。
IMSAのジョン・ドゥーナン会長は、次のように述べた。
「IMSAとデイトナ、そしてル・マンのACOとのパートナーシップはかつてないほど強くなっている」
「プロトタイプレースのトップカテゴリーのための歴史的なレギュレーション統一、IMSAとACOのパートナーシップの10年延長、そして今回のシケイン改名の発表で、我々はこれまで見たこともないような、スポーツカー耐久レースの驚くべき新時代に乗り出すことになる」
ACOのピエール・フィヨン会長は、このアイデアは、昨年夏のル・マン24時間レース中に、ドゥーナンやIMSAチェアマンのジム・フランスと一緒に練り上げたものだと明かした。
「昨年8月にジムとジョンと話をして、このアイデアについて考えたとき、私はすぐに賛成した。なぜなら、これは我々のパートナーシップをより強固にするための新たなステップだからだ」
「これは、我々のパートナーシップの強さを象徴するものだ」
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