KTM傘下のGASGAS、2023年からMotoGPに参戦。テック3が真っ赤なカラーリングに
KTMは2023年シーズンから傘下のバイクメーカーGASGASがMotoGPクラスに参戦する新プロジェクトを発表した。
写真:: GasGas Factory Racing
KTMは8月19日、母国戦のオーストリアGP初日に傘下のバイクメーカーGASGASが2023年からMotoGP最高峰クラスにテック3と共に参戦することを発表した。
同日に行なわれた会見では、テック3にポル・エスパルガロが加入することも発表され、2023年以降の新体制の一端が明らかにされた。
来シーズンからテック3は『GASGAS Factory Racing Team』として参戦する。ただ実際のところとしては、中期的にはKTMのRC16にGASGASのカラーリングを施す形になると、KTMのフーベルト・トランケンポルツCMO(最高マーケティング責任者)は認めている。
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GASGASは1985年に創業されたスペインのバイクメーカー。そのため同国出身のエスパルガロ起用は相乗効果も狙っていそうだ。彼らはトライアルやエンデューロの世界で実績を残してきたが、2020年にKTM傘下となるとロードレース世界選手権にも参加。Moto3&Moto2クラスに、アスパー・チームと組んで参戦を開始し、優勝争いにも加わっている。
今回、既にマシンのカラーリングも発表されており、真っ赤なカラーが目を引くマシンに仕上げられている。
KTMのモータースポーツディレクターを務めるピット・ベイラーは今回の発表に際し次のようにコメントを寄せた。
「GASGASは勝利のブランドだ。MXGP、スーパークロス、エンデューロ、ラリーなどの分野で世界タイトルや総合優勝のトロフィーを獲得しており、信じられないほどのパフォーマンスの素晴らしいレベルに達してきた」
「我々にとっては比較的新しいブランドだが、我々も新たな目標を抱いている」
「ファンの方々がこの”ザ・レッド”のストーリーを楽しんでくれることを願っている。我々の強力なパートナーであるアスパーには感謝したい。Moto3とMoto2クラスで我々は彼らのお陰で、GASGASのバイクが先頭集団を走る姿を目にすることができた」
「最も厳しいクラスでも、同じような光景を見ることができれば、素晴らしいだろう。GASGAS・ファクトリーレーシングチームへの以降という変化をオープンマインドで支持してくれたエルベ(ポンシャラル/テック3代表)とテック3・ファクトリー・レーシングに感謝したい。本当にエキサイティングかつ他には無いことだと思う」
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