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MotoGPアルゼンチンGPへの航空貨物に遅れが発生。ドゥカティとグレシーニ、VR46が影響受ける

ドゥカティとそのサテライトチームであるグレシーニとVR46は、MotoGPアルゼンチンGPで、航空貨物の遅れによる影響を受けそうだ。

Jack Miller, Ducati Team

写真:: MotoGP

 2022年シーズンのMotoGP第3戦、アルゼンチンGPの開催が近づいているが、ドゥカティ含む3チームは、航空貨物の遅れによって慌ただしい準備を強いられそうだ。

 第2戦インドネシアGP後の日曜日(20日)に、ロンボク島からMotoGPの貨物を満載した貨物機5機が、アルゼンチンに向けて離陸した。飛行機はケニアのモンバサに立ち寄った後、南米に向かい、大部分の貨物は土曜日(25日)にアルゼンチンGPが行なわれるテルマス・デ・リオ・オンドに到着している。

 しかし、『Sky Italy』は貨物機のうち1機について、機体に技術的な欠陥が発見され、モンバサで足止めされていると報じた。

 MotoGPのオーガナイザーはこの事実を認め、機体の修理が最終段階に入っていることを確認。数日中にアルゼンチンに到着する予定だという。

 だがこの問題は、ドゥカティのファクトリーチームおよび、そのサテライトチームであるグレシーニ・レーシングとVR46チームに頭痛の種をもたらすことになりそうだ。

 この3チームは木曜日(31日)までサーキットで貨物を受け取ることができず、現地時間午前10時50分から行なわれる金曜フリー走行に向けてピットボックスとマシンの準備を急がなければならなくなった。

 なお、貨物機の故障で影響を受けたのはこの3チームのみだ。

 開幕戦カタールGPのウイナーであるエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)は、KTMのブラッド・ビンダーに2ポイント差をつけ、ポイントリーダーとなっている。

 2014年から、テルマス・デ・リオ・オンドでの開催が続いてきたアルゼンチンGPだが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、2020年から2年連続で中止。今回は3年ぶりの開催となる。

 なお、アルゼンチンGPで3勝しているマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、インドネシアGPのウォームアップ中に大クラッシュ。脳震盪と、複視が再発した影響で、すでにアルゼンチンGP欠場が決まっている。

 
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