ジャック・ミラー、同郷の王者ストーナーによる助言に感謝。今季は同じ道辿れるか
ジャック・ミラーは2021年にドゥカティファクトリーチームへ昇格するが、かつてドゥカティでタイトルを獲得したケーシー・ストーナーと連絡を取り合っており、同郷王者からの言葉は嬉しいものだと語った。
MotoGPの2021年シーズン、ドゥカティのファクトリーチームに昇格するジャック・ミラー。オーストラリア出身の彼は、同郷のMotoGP王者であるケーシー・ストーナーとメッセージのやり取りができていることに感謝していると話した。
ミラーはドゥカティのサテライトチームであるプラマックで3年を過ごし、今年はファクトリーチームへと昇格。同じオーストラリア出身のケーシー・ストーナーがかつて過ごし、タイトルを獲得したチームへと加わることになった。
ストーナーはミラーがMotoGPクラスへ参戦を開始した2015年には既に引退済み。しかしミラーはストーナーへの尊敬の念は強いようで、ドゥカティ昇格が決定した際に、チームメイトは誰が良いかと聞かれると冗談混じりではあるが「ストーナーが隣りにいたら良いね」とまで語っていた。
ふたりの間では何かメッセージなどのやり取りがあるのか? そう訊かれたミラーはFP4で肩を打ってしまった2020年のスティリアGPを例に次のように語った。
「彼は時々メッセージを送ってきてくれるんだ。例えばだけど去年のオーストリア戦だ。彼は(スティリアGPで痛めた肩について)できるだけ早く良くするためのアドバイスなんかをくれたよ」
なおこの時のストーナーのアドバイスが効いたかは分からないが、ミラーはスティリアGP決勝でポル・エスパルガロ(KTM)と最後まで優勝を争い、2位を獲得している。
ミラーはストーナーが自分のことを気にかけてくれていることに感謝しており、ロードレース世界選手権で自分以外にはMoto2のレミー・ガードナーしかいない“少数派”のオーストラリア勢にとってストーナーの気遣いは嬉しいものだと語った。
「時々Instagramで彼はメッセージを送ってくれるんだけど、本当に感謝してる。彼のような偉大なチャンピオンからの含蓄ある言葉はいつでも素晴らしいものだ。特に僕らはオーストラリア人だしね」
「僕たちはパドックではちょっと少数派だ。残念だけどオーストラリア勢はあまり多くないんだ」
「だからケーシーが他のオーストラリア勢のことを見てくれているのは、凄い良いことなんだ。本当に嬉しく思ってるよ」
Be part of Motorsport community
Join the conversation記事をシェアもしくは保存
Top Comments
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。