今季3勝のKTM、躍進の”原動力”ペドロサとカリオのテストライダー契約を更新

KTMはダニ・ペドロサ、そしてミカ・カリオの2名と、2021年のテストライダー契約を延長したと発表した。

今季3勝のKTM、躍進の”原動力”ペドロサとカリオのテストライダー契約を更新

 12月16日、KTMはダニ・ペドロサ及びミカ・カリオと、2021年のテストライダー契約を延長したと発表した。

 KTMがMotoGPクラスへの参戦プロジェクトを開始した際から、カリオはKTMテストチームで重要な役割を果たしてきた。彼は2016年のバレンシアGPではRC16のレースデビューも果たし、以後はワイルドカード参戦や代役として幾度もレースに参戦してきた。

 またKTMはカリオの起用を続ける傍ら、2019年には長年ホンダからMotoGPに参戦していたダニ・ペドロサをテストライダーとして起用。テストチームの体勢を強化していた。

 ペドロサ加入によってRC16の開発は一層進み、2020年にはKTMは大きく躍進。ファクトリーチームのブラッド・ビンダー、テック3・KTMのミゲル・オリベイラの手で計3勝を挙げるに至った。

 彼らとの契約延長に際し、KTMのモータースポーツディレクターを務めるピット・ベイラーは次のように語った。

「我々は現在のテストチームが持つ安定性や知識を維持できることを嬉しく思う」

「2020年、我々はMotoGPプログラムの舞台裏でどれほど早く、良い取り組みをしているかを示すことができた。ミカ、そしてダニのインプットは我々のこの進歩において重要なものだった」

「まだ(参戦して)4年だが、新たな目標を設定し、MotoGPでより多くの思い出を作れることは、会社全体に多くの誇りと興奮をもたらしている」

 またテストライダー契約を延長したペドロサはこう語った。

「KTMは改善を続けることにとても熱心で、僕もチーム、そしてライダーがより大きな目標に向かう手助けを続けられることを嬉しく思う」

「ピット・ベイラー、ステファン・ピエラそしてレッドブルと、僕を信頼してくれる全ての人に感謝したい」

 ミカ・カリオも、契約延長に際しコメントを寄せ、次のように語った。

「このプロジェクトを継続するのは、素晴らしいよ」と、カリオ。

「ここのクルーと過ごして既に5年間が経過しているけど、こんなに早く時がすぎるなんて信じられない」

「バイクの発展、そして僕らがここに至る全ての段階を見ることができたのは、価値あることだ」

「とくに2020年は勝利と表彰台を獲得した。これは素晴らしいことだ。全てのハードワークと、このプロジェクトに携わる皆の献身が報われるのを目にするのは嬉しいことだ」

「僕はキャリアを通じてKTMと11年にわたって働いている。これは僕のレース人生全体の半分に及ぶものだ」

「KTMは僕の第二の家族であり、この会社と共に居られることを誇りに思っているし、光栄に思っている」

「今年のリザルトはクルー、ライダーにとっても2021年に向けてモチベーションをより高めてくれたと思う。だから来シーズンが来るのがもう楽しみだ。僕らはトップで戦うためのものを今は手に入れていると思う」

 

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー ダニ ペドロサ
チーム KTM
執筆者 Lewis Duncan