マルク・マルケス、複視はもう治った!? SNS投稿で”復帰準備OK”を匂わせ
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、複視によりアルゼンチンGPを欠場したが、復帰を匂わせるビデオ映像をSNSへ投稿した。
写真:: Dorna
レプソル・ホンダのマルク・マルケスはMotoGP第2戦インドネシアGPでビッグハイサイドを喫し、その結果3度目の複視を患ってしまい、第3戦アルゼンチンGPは欠場を強いられた。
Moto2時代、そして昨年末以来となる今回の複視。アルゼンチンGP欠場が発表された際には回復が進んでいるとされたものの、復帰時期に関する言及はされなかった。
アルゼンチンGPから1週間後には、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで第4戦が行なわれる。そして、マルケスは自身が得意とするこのコースでレース復帰を果たす可能性があるようだ。
アルゼンチンGP決勝日である4月3日、マルケスは自身のSNSにビデオ映像を投稿。そこには「ノンストップ」というコメントと共にトレーニングを行っているマルケスの姿が映し出されていた。しかし、注目すべきはBGMだろう。
映像のBGMにはOutskrtsの”Let's Do This”が流れている。そして、この曲のコーラスは『Are you ready for a comeback? /Are you ready to fly? /Are you ready for the moment? /Get ready to ride』と(復活の準備はできているか? ぶっ飛ぶ準備はできているか? 準備はどうだ? さあ乗り込む用意をするんだ)歌われており、MotoGPへのカムバックを示唆しているかのような形になっている。
この”隠されたメッセージ”から直接アメリカズGPでの復帰と断じることは出来ない。しかしホンダもマルケスの回復について楽観的に考えていることは確かだ。
4月4日(月)にはマルケスは再び担当医の診察を受ける予定となっている。医師も当初のコメントで今回の複視が以前ほど深刻なモノではないと、楽観的な見方を示していた。
この診察でGOサインが出されれば、マルケスは火曜日にはアメリカへ飛び、チームと再会することになる。
ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチはアルゼンチンGPで、マルケスの状態について次のように語っていた。
「ヒアリングでは、正確な(復帰)復帰については分からなかった。昨年の事例(回復に要した3ヵ月)もあり、マンダリカではかなり怖かったが、今では回復が非常に早く進んでいる。彼がオースティンで復帰するとは言えないが、非常に早く回復しているんだ」
「視力の(問題の)いいところは、見えるか、見えないかというところだ。腕の骨を折れば復帰したときにハードルを抱えることになる。しかしマルクが戻ってきたなら、彼は初日から勝つために戦えるだろう」
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