予選タイムアタックに不安。アレックス・マルケス「少し心配。時間を掛けずに理解していきたい」
LCRホンダのアレックス・マルケスは、予選でのタイムアタックではホンダのMotoGPマシンのポテンシャルに少し心配があると語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
LCRホンダでMotoGP2年目のシーズンを迎えているアレックス・マルケスだが、彼は予選タイムアタックでのバイクのポテンシャルについて心配を抱いているようだ。
昨年レプソル・ホンダからMotoGPへデビューしたアレックス・マルケス。彼は今季LCRホンダへ移籍したが、依然としてホンダとの直接契約であり、最新型RC213Vを使用している。
ホンダのバイクは、タイムアタックで最大限のものを引き出すことが難しいバイクだと一般的に言われてきた。アレックス・マルケスは2021年シーズンはこの領域でも前進できていると感じているという。
しかし開幕戦カタールGPでは、彼の予選位置は16番手。アレックス・マルケスはクラッシュの影響で新品タイヤを最大限活用するための方法が理解できていなかったと認めている。
「去年はそこ(予選)がかなり難しかった」と、アレックス・マルケスは言う。
「今年は電子制御の改善もあって1周のアタックでも少し楽になった」
「今も簡単なわけではないけど、差は減ってきている。去年の1秒差みたいなことはないんだ」
「恐らくホンダのバイクはタイムアタックの際に簡単なバイクではないと思う。でも僕自身も新品タイヤでより改善を果たすことが必要だろう」
「過去のMoto2では1周のアタックも得意だった。(予選は)重要だから少し心配しているんだけど、理解を進めていくことにあまり時間がかからなければと思っている」
予選に関しては、今季からレプソル・ホンダに加入したポル・エスパルガロにとっても改善が必要な領域だ。
ポル・エスパルガロは決勝でより良い位置を争うためには予選でのポジションを上げる必要があると考えている。実際、12番手からスタートしたポル・エスパルガロは優勝したマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に匹敵するペースを示しながらも、8位フィニッシュに留まっている。
「そこは僕が一番心配しているポイントだ」と、ポル・エスパルガロは予選について語った。
「(レースの)ラップタイムを見てみると僕らはマーベリックのレースペースにとても、とても接近している。予想以上だ」
「でも(予選での)アタックラップでは僕らは遠く離れている」
「ドゥカティ勢と同じだ。ジャックの予選位置とレースでの位置(5番手スタート、9位)がその例だし、バレンティーノ(ロッシ/ヤマハ)もそうだ(4番手スタート、12位)」
「だから僕としても現時点での優先事項は土曜の予選アタックだと感じている」
「何故こうなっているのかはだいたい説明できる……僕はここ(ロサイル)で(テスト含め)7日間走ってきたけど、何回タイムアタックをしてきたと思う?」
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