中上貴晶、右手負傷厳しくタイGPを欠場へ。代役は日本GPにも出場の長島哲太
LCRホンダの中上貴晶は、MotoGP第17戦タイGPを欠場。代役として、HRCのテストライダーである長島哲太が参戦することが発表された。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPに参戦する中上貴晶(LCRホンダ)は、今週末行なわれる第17戦タイGPを欠場。代役には長島哲太が起用される。
中上は第15戦アラゴンGPでマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と接触しクラッシュ。右手小指と薬指を負傷し、手術を受けていた。
連戦で行なわれた第16戦日本GPには、怪我をおして出場。厳しいフィジカルコンディションながらも、母国のファンの前で20位完走を果たした。
日本GPレース後の中上
Photo by: Motorsport.com / Japan
中上は日本GP終了後、指の状態が悪いと認めており、タイGPへ出場するかどうかを考えなくてはならないと語っていたが、27日にチームは中上のタイGP欠場を発表した。
チームによると、中上は27日に検査を受け、小指の腱断裂と診断された。30日には再び手術を受ける予定であり、オーストラリアGPへの参加については今後の診断待ちとなるという。
そして、タイGPを欠場する中上の代役ライダーには、HRCでテストライダーを務める長島哲太が起用された。
長島は日本GPにワイルドカード参戦しMotoGPクラスにデビュー。レースは転倒により完走できなかったものの、重要な経験になったと語っていた。
今回の代役参戦に際し、長島は次のようにコメントを寄せている。MotoGP2戦目の走りには、注目が集まりそうだ。
■長島哲太
「まずタカの無事と、一日も早く復帰できるように願っています。彼の代わりにLCR Honda IDEMITSU Teamのためにベストを尽くし、レースを楽しみたいと思います」
「今週末のイベントも楽しみです。日本GPは本当に楽しかったですし、多くのことを学びました」
「今週末も、MotoGPマシンでまだ多くのことを学ばなければならないので、同じことを続けたいと思います」
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