ホンダMotoGP上層、「マシン改善が必要」と認める。5戦終え表彰台はわずか1回……
MotoGPでホンダは苦しい戦いを強いられているが、チームマネージャーを務めるアルベルト・プーチも、パフォーマンスが期待したほど良くはなかったとして、改善が必要だと認めた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPの2022年シーズンはこれまでに5レースが実施されたが、ホンダ勢としては苦しい戦いが続いている。チームマネージャーを務めるアルベルト・プーチは、ポルトガルGP終了後に、改善が必要だと認めた。
ホンダは開幕戦カタールGPでポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)が3位表彰台を獲得。2022年にはこれまで課題とされてきたリヤグリップを重視したマシンで、その開発方針は成功したかに見えた。
しかし以後のレースではなかなか上位に食い込むことができない状況が続いた。ポルトガルGPでの最上位はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の6位で、トップからは16秒差という状態だった。
ポルトガルGPの結果を受け、プーチも現状が目指していたモノではないと認め、改善が必要だと話した。
「楽なレースとはなっていない。完璧なセットアップを行なうことができておらず、恐らくコース上でバイクを理解するにはより時間が必要になるかもしれない」
「確かに我々には一貫したコンディションで走る十分な時間はなかった。しかしそれは言い訳にはならない」
「他のライダーやチームは同じコンディション、同じ時間でも速さを発揮しているからだ。我々は取り組みを続け、眼の前にある可能性を追求し続けなければならない」
「ポジティブな点は、(アメリカズ後から)ライダーズチャンピオンシップで差が縮まったことだ。しかし現実としては、我々のパフォーマンスはここで期待していたほどは良くなかった」
「優勝したライダーから16秒差でのフィニッシュなどは、目標ではないんだ。我々にとって良くないことで、改善が必要だ」
MotoGPは連戦で第6戦スペインGPが開催。舞台となるヘレス・サーキットではより良いレースを目指して、作業を続けていくことになる。
「次戦はヘレスとなるが、ここは我々のライダーが速さを発揮してきたコースだ。我々は状況を確認し、良いレースを目指せるか様子を見ることになる。ポルティマオでは、我々のバイクを改善しなければならないことが示されたんだ」
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