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オーバーテイクができない……クアルタラロ「僕はもはやチャンピオン有力候補じゃない」

フランスGPを4位で終えたヤマハのファビオ・クアルタラロは、ランキングで首位に立っているものの、チャンピオン候補最有力からはほど遠いと考えている。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGP第7戦フランスGPを4位で終えたが、現状ではチャンピオンを争うのは難しいと考えているようだ。

 クアルタラロはフリー走行を通じて力強いペースを披露し、決勝でも優勝候補最有力と見られていた。しかし4番グリッドからのスタートはうまくいかず、一時8番手までポジションダウン。前を行くマシンをなかなか追い抜いていくことができず、6番手まで上がるのがやっと。その後、前方のマシンが転倒したことで4番手を手にした。

 このレースを終えた時点で、クアルタラロはランキング首位を堅持。しかしアプリリアのアレイシ・エスパルガロに4ポイント差まで迫られることになった。

 クアルタラロは、ランキング上で現在のポジションを維持するためにはミスを犯すことはできず、そのようなポジションにいることは、もはやタイトル争いの最有力候補であるとは言えないと語る。

「いや、僕は全然有力候補じゃない」

 まだチャンピオン争いの最有力候補のままだと思うかと尋ねられたクアルタラロは、そう語った。

「僕にできることは、ミスを犯さないということだけだ。ミスを犯さなければ、そこにいることができるかもしれない。オースティンやカタールなどを除けば……ヘレスなどは特に、ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)が最速だったからね」

「ここでのペースは、僕が最速だった。でも、小さなミスを犯せば、すぐにそのポジションを明け渡すことになるだろうね」

「昨年のあるレースのことを覚えている。ポルティマオでペッコは11番手からレースをスタートし、その後オーバーテイクしていくことができた」

「僕は同じシチュエーションで6番手にいた。そして6番手のままだった。正直に言って限界まで攻めているから、何ができるのか分からない」

「僕は常に限界に挑んでいる。でも、何かを試すことはできないんだ」

「これは一番苛立たしいことだ。最終ラップを走っている時、1cm後に迫ったとしても、彼らは加速し、引き離していってしまうんだ」

「それで、0.1秒を失う。それが、僕がチャンピオンの有力候補じゃないと考える理由だ」

 そんな中でフランスGPを4位で終えたことは幸運だったと、クアルタラロは語る。

「自分のレースにはまったく満足していない」

 そうクアルタラロは語った。

「僕の前で3回クラッシュが起きた。だから実際の僕のポジションは4位じゃないから、レースに満足することはできない」

「それはペースのせいじゃない。全てのフリー走行をチェックすると、僕らが最速のペースだったんだ」

「でも、前が開けた状態じゃなかったり、オーバーテイクできない立場にいるならば、それでおしまいだ」

「それについてはもう慣れているから、苛立ってもいないよ」

 
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