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WSBK王者ラズガットリオグル、6月にMotoGPテスト実施へ。ヤマハ「褒美と評価の両方」

ヤマハのリン・ジャービスは、スーパーバイク世界選手権に参戦中のトプラク・ラズガットリオグルのMotoGPテストが、2023年のMotoGP参戦の可能性を探るものだと認めている。

Toprak Razgatlioglu, Pata Yamaha WorldSBK takes pole position

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ヤマハのマネージングディレクターを務めるリン・ジャービスは、スーパーバイク世界選手権(WSBK)参戦中のトプラク・ラズガットリオグルのMotoGPテストが、MotoGP参戦の可能性を評価する一環だと認めた。 

 ラズガットリオグルは当初カワサキからWSBKへと参戦。その才能は注目を集めていたが、2020年にヤマハへ移籍。そして2021年には初のチャンピオンに輝いた、現在のWSBKにおける有力ライダーのひとりだ。

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 彼は2022年シーズンに向けて、RNFヤマハからMotoGPへ転向する可能性も噂されてきた。しかしWSBKで結んでいた2年契約を破棄すること無く、継続参戦している。

 だからといって、ラズガットリオグルのMotoGP転向の噂がなくなったわけではない。ヤマハは今年2月に、MotoGPバイクでの走りを評価するためのプライベートテストを実施する用意があると明かしているのだ。

 motorsport.comはリン・ジャービスに独占インタビューを実施。ジャービスは6月に予定されているラズガットリオグルのMotoGPテストが、WSBKタイトル獲得の”ご褒美”であり、それだけでなく2023年のMotoGP参戦の可能性の評価でもあると語った。

「それの(褒美と評価の)両方だろう。言うまでもなく昨年のチャンピオンシップ総合優勝は素晴らしい偉業だった。ヤマハにとっては2009年以来のことだったんだから」

「だから重要なことだったんだ。我々はそれを本当に嬉しく思ったし、尊敬もしている。そしてYZR-M1を試すことについては、我々は最終的な予定よりもずっと早くにそれを行なうというアイデアを持っていたんだ」

「ただMotoGPが遅くまで行なわれていたことで、これは上手くいかなかった。早期に行なわれなかったことには色々な理由があったんだ」

「そして最終的に、初めのコンセプトにも変化があり今では別のモノになっている。彼のMotoGP転向は考慮すべきことのひとつなのは確かだからね」

「とにかく彼に話したコトは、(MotoGPへ)転向するつもりなら、より早く動けというものだった。彼は今年で26歳になるわけだからね。MotoGPへ行くなら、すぐにでもすべきなんだ。だからM1でしっかりとしたテストを行なうことがいちばんだろう?」

「そのため、我々は6月に彼のためのテストを準備していて、チームとして彼を支え、1日中彼とテストをすることになる」

「彼がM1でどんなパフォーマンスを見せられるかを確認する、最初のチャンスとなるだろう。彼はMotoGPクラスでも間違いなく有能なライダーになれると私は信じている」

 なおジャービスはラズガットリオグルのMotoGP転向はサテライトチームで行なわれる可能性が高いとも述べている。ただ現時点ではRNFとの2023年の契約は締結されていない。

 またファクトリーチームではフランコ・モルビデリが2023年までの契約を結んでいる。しかし彼は今シーズン、良いスタートが切れていないため、プレッシャーに晒されている。そして2021年にMotoGP王者となったファビオ・クアルタラロはヤマハに留まる可能性が高いと見られている。

「問題は、当然だが彼がWSBKでファクトリー契約を結んでいることだ」と、ジャービスは言う。

「もちろんどのライダーも常にファクトリーチームに加入することを望んでいる。しかし2023年にはチャンスは無いかもしれない。その場合、彼へ提供できるモノは、サテライトチームのシートとファクトリー契約になるだろう」

「だがその件について話すのは時期尚早だし、それが彼にとって受け入れられるものなのか、興味深いものなのかについても気が早すぎる」

「彼はヤマハ・ヨーロッパと2022年以降も契約を結んでいたと思う。スーパーバイクにより長く留まることもできるんだ。ジョナサン・レイ(WSBK6連覇経験の王者/カワサキ)が示したように、良いキャリアとするための方法は沢山存在する」

 
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