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プラマックとドゥカティの関係性はVR46でも壊せない? ザルコ「この関係性は消えることはない」

プラマックのヨハン・ザルコは、バレンティーノ・ロッシ率いるVR46とドゥカティの交渉について、仮にVR46が陣営に加わったとしても、プラマックとドゥカティの関係性が壊れることはないだろうと考えている。

Johann Zarco, Pramac Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2度のMoto2クラスチャンピオンである、ヨハン・ザルコ(プラマック・ドゥカティ)は昨年ドゥカティと直接契約を結びアビンティア(現エスポンソラマ)に加入した。

 ザルコとドゥカティの関係は2021年になり深化。彼はプラマックに移籍し最新型マシンを手にした。今シーズンはこれまでの5レースで3度表彰台に上がり、現在68ポイントを獲得。ランキング首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)とは僅かに12ポイント差の3番手につけている。

 ザルコに関しては2022年もプラマックから継続参戦するとみられており、契約延長が近いことが分かっている。

 しかし2022年からMotoGP参戦を予定しているVR46チームがドゥカティとマシンの供給で交渉を行なっていることも判明している。

 もしVR46がドゥカティのサテライトチームになった場合、プラマックが受けるドゥカティからのサポートは変わるのかどうかを心配していないのかとザルコに尋ねると、彼は以下のように答えた。

「プラマックとドゥカティの関係性はとても良い。でもそこにビジネス要素が入ると現状は変わるかもね」

「誰もが配られた手札で勝負している。僕としてはプラマックは(ドゥカティと)上手く統合されていると思っているし、もしそうした事態が起こっても、すぐに何かあるということにはならないだろう」

「だから僕もその先頭争いに少なくとも後2、3年は居ることになる。それからは、様子を見てみよう」

「でも、たとえVR46がドゥカティ陣営での立場を奪うことが起きたとしても、それは直ぐな話ではないと思う」

「ジジ(ダッリーニャ/ゼネラルマネージャー)はボスで居続けるし、彼は時折ビジネスマンではなく、“レーシングマン”の一面を見せることがある」

「例えロッシ陣営が出現してもこの関係性が消えることはないと思う」

 また、ザルコにとって母国開催となった第5戦のフランスGPでは彼の将来について尋ねてみた。すると彼はMotoGPのタイトル獲得という大きな目標達成に向けてこれまで多くの時間を費やしてきたため、これ以上無駄な時間を送る余裕はないのだと語った。

「まだ契約については何も話していないだけで、近く話をする必要がある」

「僕のゴールはプラマックを含むドゥカティチームにいることだ。僕のタイトル挑戦へのチャレンジは、またバイクを乗り換えたとしたら、あまりに多くの時間を失ってしまう……僕には無駄にできる時間はないんだ」

「僕たちはチームとして上手く機能しているし、タイトルだって狙えるはずさ」

「その方向性に話が進むことを願っている。だから僕は最善を尽くすよ。僕はこのチームにいたいし、彼らもまた僕をキープしておきたいはずだ」

 なお、ドゥカティとプラマックは5月27日にサテライト契約の延長を発表。少なくとも2024年末まではドゥカティとの関係が継続されることになった。

 

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