【スーパーGT】今季2度目PPの11号車GAINER「今回こそは結果に繋げたい」と平中克幸
スーパーGT第4戦もてぎのGT300クラス予選でポールポジションを獲得した11号車GAINER TANAX GT-Rの平中克幸は、開幕戦岡山でPPスタートから敗れていることから、「今回こそは結果に繋げたい」と意気込んだ。
写真:: Masahide Kamio
気温33℃、路面温度45℃という夏本番の暑さの下で行なわれた2021スーパーGT第4戦もてぎの予選。GT300クラスのポールポジションは11号車GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)だった。11号車のPPは開幕戦岡山に続き、今季2度目だ。
Q1を担当した平中は記者会見の中で開口一番、「走り始めの路面ができていない状態から感触が良く、上位は狙えると思っていました」と語ると、安田も「気温がここまで上がるとは僕たちも想像していなくて、不安もありましたが、クルマのポテンシャルそのままの結果を残すことができました」と続けた。マシンの仕上がりにはかなり自信があった様子で、懸念材料であった暑さも最終的には問題なかったようだ。
また、今回のもてぎ戦は“第4戦”となっているが、5月に予定されていた第3戦鈴鹿が8月に延期となったため、実質的には今季3レース目ということになる。もてぎ戦と鈴鹿戦の開催順が入れ替わったような格好となっているが、それに伴う影響はあるのかと尋ねられた安田は次のように語った。
「僕たちは2戦を終えた段階でサクセスウエイトが軽かったので、(サクセスウエイトが重くなる前に)ブレーキングサーキットのこっち(もてぎ戦)が先に開催されて僕たちとしては良かったかなと思います」
また平中も、開催順が変わったことによる悪影響はなかったと強調した。
「去年のもてぎ戦は(ウエイトを)100kg積んでいる状況で優勝争いできていたので、軽い状況でもてぎを迎えることはポジティブなことしかないと思っていました」
11号車は開幕戦でポールポジションを獲得するも、接戦となった優勝争いで勝ち切ることができず、4位に終わっている。平中は「今シーズン2回目のポールポジションなので、今回こそはしっかり結果に繋げたいです」と力強く締めくくった。
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