スーパーGT第5戦SUGO決勝レポート(GT300):61号車BRZが3年ぶりの優勝、新型BRZでの初優勝を遂げる

スーパーGT第5戦SUGOの決勝レースでは、61号車 SUBARU BRZ R&D SPORTがGT300クラスの優勝を飾った。

スーパーGT第5戦SUGO決勝レポート(GT300):61号車BRZが3年ぶりの優勝、新型BRZでの初優勝を遂げる

 2021年スーパーGTシリーズ第5戦の決勝レースが、9月12日にスポーツランドSUGOにおいて行なわれ、GT300クラスは61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が安定した速さを見せて2018年第6戦SUGO以来となる今季初優勝を遂げた。今季から新型BRZを投入し5戦目での初優勝となった。

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 前日と打って変わって雲のない晴天に恵まれたSUGOは、朝から気温が上昇。決勝レースがスタートするころには、気温28℃、路面温度44℃まで上昇した。13時37分にレースはスタート。ポールからスタートした61号車BRZの井口はトップを守り、ここに2番手スタートの18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/名取鉄平)の小林、60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra(吉本大樹/河野駿佑)の吉本が続いた。予選5番手の55号車ARTA NSX GT3(高木真一/佐藤蓮)の高木はオープニングラップで4番手に、2周目に3番手へ順位を上げた。

 61号車BRZの井口は2番手との差をじわじわと開き、2台のNSXによる2番手争いが続いていたが、21周目の1コーナーで55号車NSXが2番手を奪った。そしてレース中盤の31周目には88号車JLOCランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)の元嶋が3番手に浮上した。

 レースの折り返しに近づいた35周で55号車NSXがピットインし佐藤に交代。36周で88号車ランボルギーニがピットインして小暮に交代。そして37周で61号車BRZもピットインして山内に交代。実質トップでコースに戻った。

 45周目にGT500の車両が火災を起こし最終コーナーでストップするとセーフティカー(SC)が導入され、5番手を走り実質トップの61号車BRZのマージンは一気に消えた。今回もSCに泣かされるのか? という展開の中、51周完了でリスタートとなるとピットインを遅らせていた車両がピットイン。61号車BRZの山内は55号車NSXの佐藤に接触を受けながらもトップを守り、次第にその差を広げていった。

 3番手を走行していた60号車スープラの河野は、63周目の2コーナーで他車両のアクシデントの影響で順位を落とし、ここで10番手スタートだった56号車リアライズ日産自動車大学校GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)のオリベイラが3番手へ浮上した。

 61号車BRZの山内は最後まで手綱を緩めることなく、最終的には2位55号車NSXに11秒442の大差をつけて2018年第6戦SUGO以来3年ぶりとなる今季初優勝を遂げた。3位は56号車GT-Rだった。

「周囲に『予選でポールを取っても決勝ではどうせ……』と言われ、今朝も起きるのがつらかったのですがホッとしています。久しぶりのスタートでしたがBRZの勝ちパターンに持ち込めた」と井口は屈託ない笑顔を見せ、山内も「本当にホッとしています。強いマシンで走ることができました。スタンドの青い応援旗を見ながら励まされました」と3年ぶりの優勝を喜んだ。

 

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