WEC、全6戦からなる2021年シーズン開催カレンダー発表。富士6時間は第5戦
WEC(世界耐久選手権)は、6戦からなる2021年の開催カレンダーを発表。9月26日には、第5戦として富士6時間レースの開催が予定されている。
FIA世界耐久選手権(WEC)は、2021年のレース開催カレンダーを発表。全6ラウンドでシーズンが争われることとなった。
WECは、2018-2019シーズンから、ル・マン24時間レースを最終戦とする、年またぎのシーズンを施行してきた。しかし新型コロナウイルス感染拡大により、2019-2020年シーズンの開催カレンダーに大きな影響が及んだため閉幕がずれ込み、来季以降に大きな影響が出ることが予想されていた。
そんな状況下で、シリーズの主催者は、2021年のWEC開催スケジュールを発表。2012年のWEC復活以来最小となる6レースでのシーズンが行なわれることとなった。
今回発表された開催カレンダーによれば、セブリングで3月13〜14日にプレシーズンテストを行なった後、3月19日にセブリング1000マイルで開幕。5月1日のスパ6時間、6月12〜13日のル・マン24時間、7月18日のモンツァ6時間を経て、2020年は中止されてしまった富士スピードウェイでの富士6時間(9月26日)を迎える。そして最終戦は11月20日のバーレーン 6時間である。
WECの代表であるジェラール・ヌヴーは、今回の開催カレンダー発表に際し、次のように語った。
「各メーカー、チーム、パートナーらの声に耳を傾け、これまでよりも少ないイベントを開催するカレンダーで、現在の経済危機に常に対処できるようにした」
「健康面の状況、そして経済的な状況次第では、2022年以降、これを上方修正することになるだろう」
「この開催カレンダーは、最も費用対効果が高いパッケージをチームに提供するため、輸送に関するロードマップも考慮に入れている」
2021年WEC開催カレンダー
日程 | コース/レース |
---|---|
3月13-14日 | プレシーズンテスト@セブリング |
3月19日 | セブリング1000マイル |
5月1日 |
スパ6時間 |
6月12-13日 | ル・マン24時間 |
7月18日 | モンツァ6時間 |
9月26日 | 富士6時間 |
11月20日 | バーレーン6時間 |
Be part of Motorsport community
Join the conversation記事をシェアもしくは保存
Top Comments
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。