ヒュンダイのソルベルグ、WRC開幕戦は排ガス吸い体調不良も「ポジティブなこともあった」
オリバー・ソルベルグは、排気ガスを吸ったことによる体調不良でWRC開幕戦をリタイアしたが、ポジティブな要素もあったと語った。
写真:: Red Bull Content Pool
WRC開幕戦ラリー・モンテカルロで、ヒュンダイi20 Nをドライブするオリバー・ソルベルグは、排気ガスが車内に流入したことにより体調を崩し、最終日にリタイアすることを余儀なくされた。
排気ガスの流入は競技2日目に発生。ヒュンダイは修復を試みたが、3日目もその状態が続き、ソルベルグはSS9で集中力を欠いた結果コースアウトしてしまった。最終日には問題を解決することができたが、チームはドライバーとコ・ドライバーの体調を鑑みてリタイアを決断した。
ソルベルグは自身のビデオブログで、イベント後に念のため病院を訪れたが何の問題もなかったと報告した。また、結果的には体調不良に見舞われたものの、ヒュンダイのファクトリードライバーとして初めて迎えたWRCの1戦で、多くのことを学べたとポジティブな姿勢を見せた。
「SS14は良いステージだったけど、僕たちは続行できる体調ではなかったから、残念ながら(最終日は)そこしか走ることができなかった」
「かなりタフなコンディションで、僕もコ・ドライバーもステージ終了後は気分が良くなかったので、リスクを冒してまで続けようとは思わなかったし、チームも僕らを引き上げることを決めたので、モンテカルロに帰ってリラックスしたんだ」
「病院に行って検査をしたけど、何の問題もなかった。とてもタフな週末だったし、長い週末でもあった」
「土曜(3日目)の夜にはかなりひどい状態になっていたので、今後数日間は気をつけなければいけない」
「色んなな意味でポジティブな週末だったし、チームにとっても僕にとってもとても重要な週末だった」
「多くのことを学び、多くのことを経験した。このイベントから得られるものは多く、常にポジティブなことばかりだった」
ソルベルグのマシンに発生した排気ガスのトラブルは、ヒュンダイの信頼性に関する一連の問題のひとつに過ぎなかった。ラリー・モンテカルロではティエリー・ヌービルにもメカニカルトラブルが発生しており、ヒュンダイにとっては不本意な週末となった。
チームは2月のラリー・スウェーデンに向けてi20 Nを改善するため、ラリー・モンテカルロでのパフォーマンスを全面的に見直す予定である。
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