WRC9度王者のレジェンド、セバスチャン・ローブが第4戦ポルトガルへ参戦。今季開幕戦では最年長優勝も
WRC(世界ラリー選手権)9度王者のセバスチャン・ローブが、M-スポーツへ再加入。5月ポルトガル戦で再びWRCへ参加することとなった。
写真:: M-Sport
WRCで9度王者に輝いているレジェンドドライバーのセバスチャン・ローブ(48歳)。彼はM-スポーツと再び契約を交わし、5月のポルトガル戦で再びWRCを戦うことになった。
ローブは近年WRCへはスポット参戦が続いており、今年1月には1年半ぶりにWRCへM-スポーツから参加。ラリー・モンテカルロでWRC史上最年長優勝で通算80勝目を挙げ、レジェンドドライバーの力を見せつけた。
彼とM-スポーツの契約はこの1戦限りとなっており、その後のWRC参戦については可能性はあるとされていたものの、定かではなかった。
しかし4月19日、M-スポーツはローブと再び契約を交わしたことを発表。5月の第4戦ポルトガルで再び"レジェンド"が『プーマRally1』を走らせることが分かった。
「プーマを走らせ、久しぶりにラリー・モンテカルロで勝利を挙げたことは、僕のラリーでのお気に入りの思い出のひとつだ」と、ローブは振り返っている。
「チームはシェイクダウンで直面した困難も素早く修復するなど、非常に上手く機能していて、僕はラリー通算80勝目を達成することが出来た」
「このマシンの初回テストからすぐに、僕は非常に良いフィーリングを感じていた。そして、ハイブリッドシステムによるこうしたパワーでドライビングを楽しめると思っていた。素晴らしいクルマで、素晴らしいチームとともに素晴らしい瞬間を祝うことができた」
「ポルトガルは僕のカレンダーの中で空きがある場所だった。2019年にこのグラベルのラリーに出場した経験があるから、ステージのいくつかではペースノートがあるんだ」
「それもポルトガルを選んだ理由の一部だ。もうひとつは、僕がグラベルでのラリーをやりたかったんだ。グラベルをドライブするのが好きだから、凄く分かりやすい選択だった」
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